JICA海外協力隊の世界日記

ポランポラン ウガンダの心地よい病院を目指して

はじめまして、自己紹介。

こんにちは、はじめまして。26年度3次隊、今年1月にウガンダに派遣されました坪田彩です。私はウガンダ ジンジャ県の 地域中核病院で、5S活動を通し医療の質改善に取り組む活動をしています。今回は初めての投函なので、少し私の自己紹介をしたいと思います。

私が国際協力に興味を持ったのは、大学2年生の時でした。初めて行ったフィリピンでとても貴重な出会いがありました。フィリピンには分別もせずに積み上げられたゴミ山が多く点在し、そこに住んでいる家族がいます。そんな。彼らは地元でスカベンジャーと呼ばれ、ゴミ山からお金になるような瓶やペットボトルなどを広い、生計を立てています。職がなく、仕方なくゴミ山に住む家族もいれば、他の仕事よりもゴミを拾うだけでお金が稼げると、自らゴミ山に住む家族もいるそうです。

7年前、私はそのゴミ山である子供に会いました。彼女は私に、礼儀正しく挨拶をし、「私たちは汚いの、ごめんなさい」と良いながら、服で手を拭き、握手をし、先生になりたいという夢を語ってくれました。彼女の顔は、とても輝いていました。彼らは厳しい環境に置かれながらも、精一杯生き、とても幸せそうに笑っていました。私はその生活環境に大きなショックを受けたと同時に、疑問を抱きました。私だったらきっと、こんな風に笑えない。。。

その疑問が、私が国際協力に興味を持ったきっかけです。

それから、大学を出て、国立病院に勤めました。仕事はとても充実していて、やりがいを感じていましたが、やはりあの時抱いた疑問がいつまでも消えませんでした。本を読んでも、話を聞いても答えがわからない。それなら同じ環境に住んで、同じように仕事をしてみよう。看護師として、より多くの人に健康を届けたいと思っていたことも私の背中を押し、青年海外協力隊を受験することにしました。

そして私は今、ウガンダという途上国にいます。ウガンダで半年生活し、来る前思っていた「危険で貧しい国」というネガティブなイメージは一変しました。この国も生活環境は厳しいですが、笑顔の絶えない国です。家族を大切にし、友達を大切にする温かい心を持った人たちが住んでいる国です。毎日が学びの連続で、とても楽しい日々を送っています。

このブログを通して、そんな心温まるウガンダのことをたくさん発信していきたいと思います、途上国のこと、ウガンダのこと、たくさん知っていただけたらとてもうれしいです。

それでは今回はこの辺で、Webare nyo (Thank you very much)!

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