JICA海外協力隊の世界日記

ゴビ砂漠からこんにちは

ナーダム~モンゴル夏の祭典~

今週11~13日はナーダムというモンゴルの夏祭りが各県で開催されました。「ナーダム」というのは日本語で「祭典・祭」という意味で年に一度国を挙げて祝い、大人から子どもまで競技に熱狂します。ここ任地アルタイでも開催され、写真のようにモンゴルの民族衣裳デールを着て出席し、馬頭琴(モンゴルの弦楽器)やモンゴル舞踊などがこのスタジアムで催されました。

ナーダムでは「競馬」「弓射」「相撲」という三大競技が主に行われます。 「競馬」は日本と違い20~30㎞離れたところからスタートし競うという長距離のレースでお金は賭けません。また騎手も子どもがするという過酷なレースです。観客はこのようにゴール付近にて双眼鏡での馬が速いのかを観戦していました。 「弓射」はよく見られる的では円筒状のソルというものを積み上げそれを倒して競うみたいですが、残念ながら今年はみられなかったため来年は是非見に行きたいと思います! 「相撲」はもちろん「モンゴル相撲」で日本とは違い土俵もなく手をついても負けではないそうです。肘や背中がつくと負けで柔道と相撲を合わせたような競技という印象でした。モンゴルでも一番盛り上がる競技らしくスタジアムは満席で応援に熱が入っていました。

 その他競技以外でも日本みたいに屋台が多く服や料理、輪投げや射的などのゲームなどが多く出店していました。特に多いのが「ホーショール」というモンゴルの揚げ餃子といって皮の中に羊肉などを入れてあげる料理でこれを食べながらナーダムを楽しむのがモンゴル流だそうです。 日本でももうすぐ夏祭りが始まる季節ですが、世界でも夏祭りはあるのだなと実感しました。

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