JICA海外協力隊の世界日記

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国際会議への参加

先日、ICSE(International Conference On Special Education)という福祉に関する国際会議が開かれました。

この会議には30か国以上の国から特別支援教育・福祉に関する方々が参加しました。

この会議は2年に1度行われており、第2回目の今回はマレーシアクチン州で開催されました。

日本からJICAが参加するとのことで、マレーシアの福祉隊員も会議に参加させて頂くことができました。

3日間の会議で内容はベトナムやタイ、バングラデシュでの特別支援の現状報告や、どのように支援していくかということでした。

午後のセッションでは聴覚、視覚、知的障害児・者への支援経験をもとにした講義がありました。

質疑応答が活発で、“より良い支援”のために誰もが模索しているのだと感じました。

会場にはNGOや特別支援学級のブースがあり、JICAのブースでは私たちJICAボランティア活動の紹介と活動で使用している教材の展示をしました。

スプーンやフォークを持つ自助具や色を学ぶ教材などが参加者の目を引き、たくさんの人がブースに来てくれました。

支援には正解がなく、個々に応じた支援が必要なので、ブースで紹介されている教材のアイディアは支援の幅を広げるために有益だと思いました。

30ヶ国以上の国が集まり、意見交換や知識、現状の共有、は他国を知り、自国を客観的に見ることができる貴重な機会だと思いました。

任地に帰って現場で働くスタッフにもこの会議の経験を共有しようと思います。

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