JICA海外協力隊の世界日記

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マレーシアでの結納

今まで結婚式には何度も参加しましたが、結納は初めての体験でした。

マレーシアでは学校が休みの期間に結婚式や結納が行われます。

施設の職員が結納をするとのことで呼んで下さいました。

開始時間は3時だと聞いていたのですが、新郎側の親戚が到着したのは4時半でした。

マレーシアでは1時間遅れることは普通なので、私にとってはいつものことですが、こういった正式な時でも遅れます。

日本では時間通りに行動することが当たり前ですが、マレーシアに来て気長に待つということが身に付きました。

新郎の親族が到着し、まずはお祈りをします。

仲人からの挨拶があり、婚約指輪を新婦に贈ります。

何と指輪は新郎から渡すのではなく、新郎の母から贈られていました。

指輪の他にくだものやケーキ、花など新郎からは7つの贈り物、新婦からは新郎側に9つの贈り物をします。

その間新郎は隅に座っていました。

指輪を渡した後にやっと新郎が登場しました。

普段着なのでとても驚きました。

写真を撮った後はみんなで食事です。

家の中はスペースが狭いので食事も人伝いに渡していました。

結婚式は今年の11月に行うそうです。

その前にモスクに行って正式な誓いを交わすそうです。

モスクでの誓いをもって正式に結婚が成立し、夫婦して認められるとのことです。

彼女の幸せな笑顔がたくさん見れた1日でした。

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