JICA海外協力隊の世界日記

TIME IS LIFE ‼

5.「明日」に思いを馳せる

Bom dia!!

ご無沙汰しております。お元気ですか。

(1枚目の写真は、ある日の首都マプトの様子です。)

更新が滞ってしまい、申し訳ございません。今回は、日本国内でも報道されたモザンビークを襲ったサイクロン被害について少しお話したいと思います。

-サイクロン「イダイ」

3月14日夜に、サイクロン「イダイ」が激しい雨と強風を伴い、モザンビークで4番目に大きい都市、ベイラに上陸し、南部アフリカ過去20年間で最悪の被害をもたらしました。モザンビーク国内ではコレラの流行も確認され、感染者は500人以上にのぼると報告されています。死者は1000人に迫り、185万人が被災しました。(国際児童基金)

国連は、サイクロン「イダイ」について、「南半球で史上最悪規模の犠牲者を出した暴風雨」だとしています。

加えて、4月25日夕方には、サイクロン「ケネス」がモザンビーク北部へ上陸しました。サイクロン「イダイ」での教訓から上陸を前に3万人以上が避難したものの、依然として7万人以上が危険な状況にあるとされています。(CNN)

まず、本サイクロンの被害について、モザンビークで活動する全隊員が無事であることを報告させていただきます。というのも、今回サイクロンが上陸した地域は、治安上、兼ねてより隊員の渡航禁止されている地域でした。また、モザンビークは縦に長く、日本の約2倍の面積です。このような国土特性から、今回、隊員の命にかかわるような被害は一切ありませんでした。

一方、被災地への渡航禁止ということは、私たち隊員は、今回の被害に対する直接的なボランティア活動はできないということも意味しています。未曾有の災害に襲われ、今もなお、二次災害、感染症におびえ、懸命に命を繋ぐ現地の方々を思うと、とても歯がゆく、悔しい思いに襲われますが、今は各々の配属先での活動がこの国の復興につながると信じています。

-東日本大震災

日本では3月11日、東日本大震災から8年が過ぎましたね。

(写真は、私の地元の福島県いわき市小名浜の小名浜駅。今は津波でなくなりました。)

私は、今日まであの日の光景、におい、音、全て忘れたことはありません。ある日突然、帰る場所がなくなって体育館で過ごした日々も、多くの情報に惑わされた日々も、見慣れた景色が変わり、呆然とその景色を眺めた日々も。

時に心を締め付ける経験でさえ、いつか私の人生のどこかでプラスに働くことがあれば嬉しいです。だからこそ、今、被災地で明日に思いを馳せる方々を想像すると、胸が締め付けられます。きっと果たされなかった「またね」も、「おかえり」もたくさんあるでしょう。私たちには、はかり知れない感情の波や残酷な現実と向き合い、闘っていると思います。

私は、「強さ」は「弱さ」でできていると思います。大切な人、大切なこと、大切なものを守りきれるように、私は今後もより多くの経験を自分の知識として蓄え、糧とし、強くなっていきたいです。

もし、今日が人生最後の日だとしたら、あなたは何をしますか。

きっと私は家族に「生んでくれてありがとう、幸せです」と伝えるのかなと思います。

当たり前に「明日」が来ることに、時には感謝し、今いる場所で最善を尽くす決意をするのもたまには必要なのではないかと考えさせられました。

-寄付金

少し感傷的な内容になってしまいましたが、私は元気に活動に励んでいます! そして、私の住むモザンビークの首都マプトも変わらず、元気いっぱいで、たくさんの愛と笑顔と時々怒号に溢れています(笑)

日本ユニセフ協会では、モザンビーク国内の状況について随時情報を更新し、寄付金を募っています。よろしければ、ぜひ目を通していただけると嬉しいです。

https://www.unicef.or.jp/kinkyu/disaster/2010.htm

では、Tenha um bom dia (よい1日を)

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