2019/03/04 Mon
文化 生活
4.ランキングで見るモザンビーク
Bom dia (こんにちは)
みなさんは、モザンビークについてどんな印象をお持ちですか。
アフリカ、海がある、ポルトガル領地だった…等、様々な声があがるかと思います。今回は数字でこの国を見つめてみたいと思います。
-いろいろなランキング
【人間開発指数】 189ヶ国中180位(日本 19位)2018年
参照:http://hdr.undp.org/en/2018-update
【貧困国】 第7位 2018年時点
参照:https://www.businessinsider.jp/post-168683
【平均寿命】 187ヶ国中173位(日本 2位)2016年
参照:https://ecodb.net/ranking/wb_le00in.html#MZ
【世界平和度数】 163ヶ国中86位(日本 9位)2018年
参照:https://ecodb.net/ranking/gpi.html
いかがですか?
今、私が生活している国のランキングです。これをきっかけに「モザンビーク」や世界の国々はもとより、「日本」についても興味関心を抱いていただけると嬉しいです。一方、私は首都に住んでいるため、ほかの隊員よりも大変恵まれた環境で生活をしています。具体的には、家に水道があります。水が出ます。電気があり、ガスがあります。いずれは、首都を離れ、地方にも足を運び、この国のきれいな景色、おいしいごはん、暖かい人々、日常生活をこのブログを通してお伝えしていきたいです。
―お金の話
ランキングにあるように、この国のGDPは低いです。
ただ、「時間」はお金で買えません。
誰かからの「信頼」も、大切な「親友」も、実の親や恋人からの「愛」も。
お金で買えないものこそ、もしかしたら人を深くさせていくのではないかと、ふと考えました。でも、この国にはお金があれば解決できる問題や課題が溢れているのも現実です。
私たちはボランティア。持続可能な支援について日々、頭を抱える毎日です。
-ちょっとにやけた話
そんな活動の中、先日、つい、にやけてしまう出来事がありました。
私立小学校での柔道の指導。毎朝6:30に幼稚園に出向き、4階建ての屋上に畳を引いて授業の開始を待ちます。先日は早く畳を敷き終えたので、屋上から登校してくる子供たちを眺めていました。すると、6歳児の男の子とお父さんが入り口まで手をつないできたと思ったら、ハイタッチからこぶしを合わせ、おそらく2人の間でいつもしているのであろう挨拶を交わし、ギューッとハグをして、別れました。男の子は友達とふざけながら教室へ向かいます。お父さんは、柵越しに息子の名前を呼んで手を振って歩きだしました。と、思ったらまた歩いて戻ってきて、ばれないように顔だけ柵越しに出して息子を眺めているのです。息子が見えなくなるまでそのお父さんのヒソヒソした観察は続きました。
なんか、いいなー。と、思わず屋上で1人、にやけたお話でした。
この光景を見て、日本の家族を思い出しました。
これまでどんな時も家族が1番の味方でいてくれて、私の勝手な決断でさえも背中を押してくれたからこそ、今私はこの場所にいられるのだなと感じると同時に、家族の偉大さ、そして私には帰る場所があるという幸せに、ふと胸が締め付けられました。
話にまとまりがなくなってしまいましたが、今週も元気に活動していきます!
では! Espero que tenha um bom dia (よい1日を)
SHARE