JICA海外協力隊の世界日記

シルクロードからこんにちは!

アニーオペラ・バレエ劇場

旧ソ連の共和国であった国々には、今でも文化としてオペラ・バレエを安価で鑑賞できる劇場が多くあります。ロシアのモスクワには、ボリショイ劇場があります。そしてサンクト・ペテルブルグには、マリンスキー劇場があります。最近の話題では、世界的指揮者であるワレリー・ゲルギエフがマリンスキー劇場からボリショイ劇場の総監督になったようです。

中央アジアのウズベキスタンのタシケントには、第二次世界大戦で捕虜となった日本兵も建築に携わったというナボイ劇場があります。そして我がタジキスタンのドゥシャンベにはアニーオペラ・バレエ劇場があります。客席数500席程度のこじんまりした劇場です。

オペラ・バレエのシーズンは毎年9月中旬から翌年の6月末頃までほぼ毎週末公演があります。演目は様々で、「カルメン」もあれば「くるみ割り人形」といった人気の演目も鑑賞することができます。料金は、一人30ソモニか50ソモニします。日本円で、420円か700円で購入することができます。日本のように席によって料金が異なることもありません。全席同じ料金です。バレエの団員の中には、男性1名、女性5名の日本人バレエ研修生がいて毎回様々な演目に出演して大活躍しています。

タジキスタンを旅する方は、是非、オペラ・バレエ劇場に足をお運びください。

お待ちしています。

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