JICA海外協力隊の世界日記

カシシで牛を飼う

#34 えさ箱つくり

↑ 狭いえさ箱

牛は食べることが仕事です。

なぜなら牛乳も牛肉も牛の体からつくられるものだからです。

↑ やや広いえさ箱

乳量を増やすために、乳牛に増しえさを給与し始めました。

増しえさとは通常の給与量に上乗せして与えるえさのことです。

牛にえさを与えるにはえさ箱が必要です。

はじめはドラム缶を半分に切ったものを使いました。

それでは広さが不十分で、すべての牛がえさを食べることができなかったので、ボートを使いました。

えさ箱のスペースは広がったものの、1年ほどで壊れえさ箱としての用をなさなくなりました。

↑ 広いえさ箱、屋根付き!

えさ箱を建てるしかない、と思いJICAに申請して資材費を得ることできました。

そしてできたのが、全長10mの屋根付きのえさ箱です。

牛がえさを食べるための十分なスペースがあり、壊れにくく、雨期にはえさが濡れるのを防ぎます。

このえさ箱を使うことで、乳量が増えることと、妊娠牛に十分な栄養を供給することが期待されます。

今回で’カシシで牛を飼う’は終わりです。

ありがとうございました。 

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ