JICA海外協力隊の世界日記

モロッコ・ノスノス日記

モロッコ女性の美容事情

モロッコの女性はどんな時に美容室を利用するのでしょうか?

モロッコ女性の美容のこだわりってなんでしょうか?

日本とは、文化も習慣も宗教までも違うモロッコ。

女性たちはどんな自分が綺麗だと思っているのでしょうか?

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私のモロッコ女性のイメージは、ベリーダンサーのようなメイクと髪型でした。

モロッコの女性は、スッピンでも目が大きく、まつ毛もバサバサで、目力強めです。

普段(シディカセムで)は、スッピンの人や口紅だけつける人が多くいます。もちろん、毎日メイクをしている人もいます。

髪型は、多くの人が「フラ」(女性が頭髪を隠すために使うスカーフ)を巻いているため、お団子にまとめています。

モロッコ(シディカセム)の女性が、美容室に行く目的は、主にブローをするためです。

以前に紹介した「ハマム」の後や翌日に、美容室に行き、ブローでくせ毛をまっすぐに伸ばします。

おそらく、毎回ではなく、特別な日の前に「ハマム」に行き綺麗にし、身だしなみを整えるようです。

結婚式のヘアメイクは美容師が一番忙しい日でしょう。

ベリーダンサーのようなヘアメイクをつくっていきます。

1番やりがいのある仕事です。

ロングヘアが多く、日本の美容室のように、カットやヘアカラーはあまり重要とされていない印象を受けます。

クラスでも、ブローに時間をかけて実技を行っています。

メイクやヘアセットの時間も多くとっています。

街中では、女性の髪型をチェックすることはできませんが、家の中やクラスで「フラ」を外した女性を見てハッとすることもあります。

シディカセムではごく稀ですが、ボブの人やメッシュを入れたり綺麗なヘアカラーをしている人もいます。

白髪染めをしている女性は多い気がします。

街中の理容室は、道沿いにガラス張りのサロンを構えています。

中を見ることができ、お客さんがいる時はワイワイしており、お客さんがいないと昼寝をしています。

美容室は、女性が公の場で「フラ」を外す数少ない場所の1つです。

1階にサロンがあることも珍しく、美容室を探すのは大変です。

1階のサロンは、外からは様子がわからないようになっています。

日本では、美容室の方がオープンで、理容室の方が中が見えないような気がします。

宗教や文化の違いがこんなところにも現れています。

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