JICA海外協力隊の世界日記

セネガルにアミナタ置いてきた

アミナタとしてのわたし【最終回】

セネガルで活動していました、アミナタです!

先日、シニアボランティア経験を活かす会主催の帰国報告会にて、お話しする機会をいただきました。

上の写真は、当日の発表者8人のうち、民族衣装を着ていた4人での記念撮影です♪

活動をふり返って

今回の報告会は、帰国後初めてのアウトプットの機会でした。

伝えたいことをまとめる中で、セネガルにいた時の思い、今だからこそ見えてくること、色んなことを整理できた気がします。帰国して数か月経った今だからこそ、自分の活動をより客観的にふり返ることができました。

当日は多くのOV(帰国隊員)や国際協力に興味のある学生さんとの交流を深めることができました。他の方の発表もとても興味深く、勉強になりました!

セネガルで仕立てた「タイバース」と呼ばれるセットアップの服を着て発表しました!

アミナタとしてのわたし

このブログタイトルにある「アミナタ」は、最初の記事でも紹介したように、私のセネガル名です。

セネガルの文化に浸って生活しているうちに、任地のみんなが国籍ではなく一人のアミナタという人間として関わってくれるようになりました。それと同時に、私もこの名前が大好きになりました。

思い返せば任期の始め頃、途上国で暮らすのが初めてだった私は、無意識のうちに任地の人々と自分の間に高い壁を築いていた気がします。

ここの人たちとは経済的な差がある。娯楽も違う。日本に来たいと言ってくれる人がいても、ビザや旅費の関係で本当に日本に来れる人はきっといない。私もセネガルにまた来ることはない。だから、本当の友達なんて、できっこない…

それが今の私はというと、帰国から半年が経とうとしていますが、任地の大好きな友だちと頻繁に連絡を取りあっています。セネガルに絶対に戻りたい、と思っている自分がいます。

こんな風に思えるようになったのは、時にはおせっかいなくらい気にかけてくれて、いつでも家族のように温かく接してくれる任地の人たちに出会えたから。

こんな私を成長させてくれたセネガルの仲間に感謝すると同時に、アミナタとして2年間セネガルで生きてきた自分を、誇りに思います。

成長した子どもたちの姿を見に、いつか必ず任地へ帰りたいと思います!

協力隊としての活動は自分を成長させてくれました。この2年間の学びを、しっかりと還元していけたらと思います。そして今後の人生は、アフリカとの関わりを軸にして生きていくつもりです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。またどこかで!

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