JICA海外協力隊の世界日記

セネガルにアミナタ置いてきた

18時の食事は夕食ではない?

セネガルの小学校教育隊員、アミナタです!

ある日、いつもお世話になっているお宅へ19時前に立ち寄ったところ、女の子3人で仲良く食事をしていました。

夜ごはんじゃないの?

いつもより早い時間に食べてるんだな~なんて思いながら「レール ンゲーン?(夜ごはん食べてるの?)」と聞く私に「デーデッ(違うよ)」と答える彼女たち。

聞くとこれは「ジョガンディコー」だよと。昼食と夕食の間の18・19時頃の食事のことをこう呼ぶそうです。

セネガルの食事の時間

セネガルでは朝・昼・夜の食事がすべて日本でよりも2~3時間遅い時間に始まります。

朝ごはん(ンデッキ)の時間は人によって違うようで、学校に通う子どもたちは8時の登校前に朝食を済ませる子もいれば11時の休み時間に朝ごはんを食べるのが習慣になっている子もいます。

昼ごはん(アニュ)は多くの家庭では14時過ぎに食べている印象です。(パーティーの時は16時頃になることもあり、それを知らなかった私は辛い空腹との戦いを経験したこともあります…)セネガルの多くの家庭では、この昼ごはんが一日の中でのメインの食事です。ひとつの大皿をみんなで囲みます。

そして夜ごはん(レール)はお祈りを終えてから20時以降に食べるようです。

セネガルの国民食、チェブジェン。実は同じ日のお昼にこのお宅で私もいただいたもの。いつもより多めに残っていたのでもったいないなと思っていましたが、なるほどこれが「ジョガンディコー」になったのか!

私は夜ごはんとして、ビスミッラー

アミナタも食べよう、と誘ってもらったのでありがたくいただきました。

ちょうど食材を切らしていて夕飯の用意どうしよう…と思っていたので、これを夜ごはんとすることに。

ビスミッラー(食事の開始時など、イスラム教徒が何かを始めるときのことば)と言って、仲良く食べて帰ってきたのでした。

こうしてセネガル人の優しさに甘えているうちにあんまり自炊をしなくなってしまいましたが、現地語の練習になるしまあいいよね、と言い訳をしています(笑)

初めてのジョガンディコー、記念撮影!

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