JICA海外協力隊の世界日記

Viva!エルサルバドル!

千羽鶴

1月17日は阪神淡路大震災のあった日です。今年で20年が経ちます。

私は神戸生まれ神戸育ちで、その頃は中学生でした。壊れてしまった自分の街にただ呆然とするだけで、ぺしゃんこになった近所の家々を見ながら、中に埋まっている人もいたのに、何もできませんでした。

1月17日には日本ではいろいろな追悼や防災のイベントが催されたことと思います。日本は数々の災害を経験し、その教訓を忘れず、防災意識を高めてきました。

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エルサルバドルでは2001年1月13日と2月13日に大地震が、2009年11月08日に大きなハリケーンが襲来し、大勢の人が亡くなりました。

こちらの人々はもちろん地震やハリケーンがあったことは覚えていますが、日本と違って、年月日はかなり曖昧だったりします。

今年は、同じ市の観光課で活動する隊員が、2月13日にあわせてエルサルバドル震災メモリアル・サンビセンテ防災フェアを企画しています。

このように災害のあった日が、毎年学校や地域で防災について考える日、訓練する日として根付いていくように、私もこれから活動したいと思います。

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写真はイベントに向けて千羽鶴を折る同僚たち。小さな鶴を慣れない手つきで、でもけっこう器用に折ってくれています!

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