JICA海外協力隊の世界日記

ペルーで考え中

同期コラボ デザインワークショップ

先日、環境教育として活動を行なっている同期隊員とコラボして、デザインワークショップを行いました!


リマのアンコンという海岸地域が彼の任地です。
海岸に散乱しているゴミを回収・再利用したアクセサリーを制作し、環境保全に向けた取り組みをしているそうです。


また、地域のお母さんコミュニティを中心としてアクセサリーブランドが立ち上がっていて、彼女達の団体のサポートをしながら女性の地位向上、収入向上にも努めているそうです!
環境イベントや、先日行ったJICAボランティアの日本文化紹介イベントでも物販コーナーに出店してくれました。



その団体メンバーに向けて、今後ロゴ制作やブランド構築・改善をしていく際にアドバイスになればということでデザインワークショップをできないかと声をかけてもらい、今回のコラボが実現しました。


私が普段の活動でリマの職人さんたちに行なっているワークショップがピッタリだったので、同じ内容で実施しました!

当日は、
・カラーセオリー
・塗り絵ワークショップ
・デザインセオリー

について話しました


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同期が現地でばっちり進行サポートやファシリテートしてくれていたので
オンラインでの開催でしたがスムーズに行うことができたとおもいます!


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塗り絵のワークショップでは、色がもつ意味やイメージをレクチャーした後、
各自が決めたテーマやコンセプトに沿って色を4色〜5色選んでもらい、みんなで共有しました。


画面越しにも楽しんでいる様子や、注目して聞いてくれている様子が垣間見ることができました。
少しでも彼らの役に立っていたらいいなと思います。

デザイン職種ながら、「デザイン」が国際協力の分野で貢献できることってなんだろうと思いながら活動してきました。それが、今年になってリマの職人たちへのワークショップを始めたこと・今回のワークショップをやったことで、漠然としたイメージだった「国際協力×デザイン」の解像度が少し高くなってきた気がします。


きっと色んな国で、コミュニティの収入向上や女性の地位向上を目的として、地域のお土産品や工芸品の製造・販売を企画するケースも多いのではないかなと思います。そういった場面で、デザインが本質的に理解され活用することができたら、単なるお土産以上の付加価値を持った開発ができるのかな〜なんてことを思ったのでした。


青写真かもしれませんが、国際協力においてデザインがもつ可能性はたくさんあると思います。
引き続き模索しながら、目の前の活動をコツコツ頑張ろうと思います!



それではまた!
chao!





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