JICA海外協力隊の世界日記

ペルーで考え中

ペルー北部観光日記② ランバイェケ・CITEシパン訪問編

こんにちは!
さて前回に引き続き、ペルー北部旅行日記の第2弾「CITE Sipán訪問編」です。

今回訪問したCITE Sipán (シテ・シパン)は、ランバイェケ州にある「シカン王博物館」内にあります。

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この日は
・ランバイェケ
・トゥクメ
・エテン
という三か所の町を1日かけて巡りました。

綿工房・染色工房・植物の繊維の工房と、更にシカン王博物館の展示案内もしていただいて盛りだくさんの1日でした!

博物館は、実は空調設備の故障で半年間ほど閉鎖していたのが訪問するつい数日前に修復したんだとか!
ツイてますね


綿工房では、綿を収穫した後にどのような工程を経て工芸品が出来上がるのか、一連のデモンストレーションを見せてもらいました。

女性職人さんたちが一人一人各パートを実践して見せてくれ、中でも、伝統的な腰織機で布を織る作業が印象的でした!
一回一回力強く織ることで、しっかりとした丈夫な織物が出来上がります。

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染色工房では、自然由来のものと化学的な染料の両方を使いながら、この地域の伝統的な柄などを描いて染めたクッションやテーブルクロスを作っていました。ろうけつ染め的な技法で、何度か染めを繰り返しながら異なる色を表現するそうです。

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以前ペルーの博物館で活動していた隊員がこの工房に訪れたことがあったようで、「JICAボランティアの〇〇も来たんだよ」と教えてくれました!もう何年も前の隊員のことを覚えていてくれて、なんだか嬉しかったです。

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最後は植物の繊維の工房へ。
ここでは「パハ・パナマ」という同じくヤシ科の材料を使っていました。やはり職人さんたちがとても手慣れた手つきで黙々と編んでいて、思わず見入ってしまう程の良い手捌きでした。

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いろんな編みのテクニックを紹介してもらったあと、私たちもキーホルダーを作らせてもらえることに!
とても簡単そうに編んでいるように見えましたが、実際にやってみるとなかなか難しく、見るのとやるのじゃ全然違いました…。職人技、すごい。
でも久しぶりに自分で手を動かして物を作ることができて、いい時間でした。とても面白かったです。

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今回の北部旅行ではピウラ・ランバイェケと、それぞれの場所で文化や工芸品にたくさん触れることができて、とても良い時間でした!

まだまだ奥が深いペルーの工芸品、さらに大好きになりました!!



それではまた!
chao!

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