JICA海外協力隊の世界日記

モロッコ通信〜Heartful♡SidiKacem〜

喉が痛いときは

このような薬局が街のあちこちにあります。

とある週末、モロッコに来て初めてしっかり体調を崩しました。熱は38.6度、とにかく喉が痛い!もともと喉を痛めやすいのもあって、日本から薬はもちろんのこと、漢方薬・喉スプレー・トローチ・のど飴とできる限りのグッズを連れてきていました。片っ端から試してみるものの、なかなか効き目が現れず、唾を飲み込むのも痛い・・(;_;)

日本に住んでいるときから、風邪のときは寝ているのが一番!病院は嫌い!というタイプで、しかもモロッコの病院では言葉が不安だしどんな検査されるかもわからないし、病院に頼らず自己免疫力を信じて治すぞ!と意気込んでいましたが、やっぱり夜になると不安もマシマシになり、「のど痛い 効く食べ物」「のど激痛 原因」など検索魔でした。

ネット情報や友達情報を手当たり次第試す休日。ハニージンジャーティーを飲んでみたり、大根レモン蜂蜜を作ってみたり。

なんとか熱も下がって月曜日。声は掠れているけどもう喉の痛みも和らいできたので、こういうときは働いた方が覇気出るよな!と学校に向かいました。

掠れた声の私を心配して、「首が隠れる服を着た方がいい」「寝るときは毛布かけているか?」「レモンを絞って飲むといい」とアドバイスをくれる活動先の先生方。新鮮だったのは、「HALLS」というミント味の飴をホットミルクに入れて飲むといいというアドバイス!学校帰り、飴を買いに一緒にハヌート(コンビニ)まで行ってくれて、手に入れることができました。

袋には「EXTRA STRONG FLAVOR」という強そうな文字・・これを飲んで寝るのが効く!とのことです。

さっそくその日の夜。鍋で牛乳を温めて、飴を投入しました。一口飲む前に匂いを確かめようと鼻から吸い込むと、ツン!とした匂いが一瞬で鼻を通り抜けて喉の奥底までやってきました。さすがEXTRA STRONG FLAVOR・・・

薬ではないので、翌日にはすっかり治って超元気!というわけにはいきませんでしたが、私のことを心配してくれる周りの人の心遣いで心はポカポカになりました。

モロッコ暮らしの知恵をひとつ学びました。

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