JICA海外協力隊の世界日記

Luna in Uganda

カプチョルワのコーヒーツアー

こんにちは!

今回は前回の続きで年越しで旅行に行った際に参加したコーヒーツアーについてです!

実はウガンダのコーヒーは有名で、主要輸出品目の中にコーヒーが入っていたり、去年スターバックスで季節限定の豆でウガンダの豆が発売されていたりしています。

今回訪れたカプチョルワは滝以外にコーヒーも有名で、せっかくカプチョルワに来たのなら!と、コーヒーツアーに参加することにしました。

ツアーをしてくれたのはコーヒー農家の方で、コーヒーについて詳しく教えてくださいました。

まず心惹かれたのがコーヒーの起源となる伝説のお話です。昔々、エチオピアにカルディというヤギ飼いの青年がいて、普段夜になると寝静まるヤギ達が夜になっても興奮し、元気に活動をしていたところを見たそうです。それを不思議に思ったカルディはヤギ達を観察したところ、ある赤い実を食べていたそうです。カルディも試しにその実を食べると力がみなぎり、ヤギ達と一緒に踊り出してしまい、そこからその赤い実には力がある!と広まったのがコーヒーの起源だそうです。その赤い実こそコーヒーの実です!

日本で有名なコーヒーのお店の「カルディ」はこの伝説から来ていたと知り、驚きました。

IMG_1814.JPG

さらに、コーヒー豆を作る際には色々な製法があるそうです。

この赤い実の中に入っている種子を煎ることでコーヒー豆ができるのですが、そこに至る工程もたくさんの種類があるそうです。

ここで行なっている製法は3種類

①ナチュラル製法

赤い身は取り除かずにそのまま乾燥させる方法。(複雑な味になる)

①ウォッシュド製法

赤い実を取り除き、半日から1日水に浸け、ミューシレージ(甘みがある!)と呼ばれるヌメヌメを取り除き、水で洗い流す方法。(若干の酸味が残り、一番よく行われている一般的な製法)

②ハニー製法

赤い実を取り除き、ミューシレージを取り除かずそのまま乾燥させる方法、(ミューシレージを残すことで甘みがある味になる)

取り除かれたコーヒーの赤い実は乾燥させお湯に入れるとコーヒーティーになり、ナチュラル製法の際に使われた水(ミューシレージのヌメヌメが入っているもの)はコーヒーの木にかけて消毒に使い、コーヒーの豆の周りについているシルバースキンと呼ばれる薄い皮は牛の糞と混ぜ乾燥させることでチャコールの代用として使うことができる、など、副産物もたくさんの用途で使われていることを知りました。

ここからはコーヒーの焙煎の方法です!

今回私たちはウォッシュド製法で作られた豆を選びました。

①リズムの良い歌を歌いながらテンポよく臼で豆をつき、シルバースキンと呼ばれる薄い皮を豆から剥がします。

②・③・④豆とシルバースキンを風や息を吹きかけ豆だけにします。

⑤・⑥熱したステンレスの鍋で豆を煎ります。この煎る時間の長さで浅煎り・深煎りが決まります。今回は15分ほど煎りました!

⑦・⑧煎った豆を再び木の臼に入れ棒でつき、豆を粉にして、完成です!


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最後に自分たちで煎ったコーヒーを飲ませてもらい、ツアーは終了しました!

コーヒーについて詳しくないので味についての感想は言えないですが、、、美味しかったです!!

お土産でコーヒーも買い、大満足で終わったコーヒーツアーでした!

私たちがお世話になったのは、シピにある「blue star Homestay」というところで、シピ滝に行った後にも行ける近さにあり、宿泊もできるようでした。

ウガンダに来た際の参考になりましたら嬉しいです : )

読んでくださりありがとうございました!

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