JICA海外協力隊の世界日記

はなこのタイ、これ!

ひらがな・カタカナ・漢字

サワディーカ!

タイは、5月が新学期。中学1年生は「おはようございます」から学びます。それと同時にひらがなも勉強しはじめます。

実は、私はタイに来てはじめて「ひらがなゼロ学習者」に出会いました。日本で教えていた留学生や技能実習生たちは、母国で少なからず勉強してから来日するため、ひらがな、カタカナ、漢字という文字グループをすでに認識していました。

日本語の文字の知識がない学生たちにとって、この3つの文字グループを識別することはどのくらい難しいことなのでしょうか…?想像もつきません。

そこで、最初の授業を考えてみました。

雑誌から言葉をひろい、ひらがな・カタカナ・漢字、それぞれ20個の切り抜きを準備します。これらをグループに分け、その理由を説明するというものです。学生がどんな説明をしたのかは、タイ人の先生に通訳をお願いしました。

開始前に予想を2つ。

①漢字を分類するのは易しい。カタカナとひらがなの見分けるのが難しい。

②縦書きを1つのグループに分類する。

対象は中学1年生12名。2チームに分けました。

さて、中学1年生は文字をどのようにグルーピングするのでしょうか??どんな理由を考えるのでしょうか??

結果はこのような形となりました

グループ1 新聞などで使う文字のグループ 理由は複雑な形だから

グループ2 日常的に使う文字のグループ 理由は「?」や「!」がついているから。手書き風のフォントだから。

グループ3 雑誌などで使う文字のグループ 理由は、グループ1や2に分類できないから

情報メディアで文字の使い分けがあるのではないか、という推測です。学生たちは形のちがいを認識し、さらにそれが社会の中でどのように使われているのかということにまで考えを及ばせていました。予想を超えた解答に驚くとともに、彼らの創造性を育むような授業をしたいと思うことでした。

今年度彼らは、中学2年生になります。

今学期も、学生の可能性を磨くお手伝いができればと思います。

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