JICA海外協力隊の世界日記

サッカー大国で野球? in Brazil

Copa JICA

日本の皆さまこんにちわ。

インダイアツーバ野球隊員の安島です。

今月(6月)の25日、26日にブラジルのマットグロッソ州の首都クイアバ(サンパウロから飛行機で約3時間)COPA JICA (JICA CUP)が開かれました。この企画は平成26年度派遣の先輩隊員たちが「南米で野球をしている子供たちに試合をする機会を与えること」「他国のボランティアが一つの場所に集まり他国の現状や意見交換の場」を主に目標とし、クイアバ野球連盟の方々のご協力のもと開催されました。

集まったチームは5チーム、クイアバ、コーペルコチア、インダイアツーバ・アチバイア合同チーム、クリチーバ・ドウラードウス合同チーム、アルゼンチン・ラプラタ(ブラジル野球の現状は数多くのチームが人数不足でほかの地域と合同チームでの参加があるのが現状です)が力を合わせて出場しました。

各チーム、レベルの差はほとんどなく声をかけ合って試合にのぞんでいました。

試合の中ではみんなが驚くようなファインプレーがあったり、エラーして泣いていたり、ヒットやホームランを打って仲間と喜ぶ姿や選手たちの活躍を見て興奮する親御さんの姿があったりと、「野球を通して仲間と喜びを共有する気持ち」「努力の成果が出る嬉しさ」「野球を通して成長している子供の姿」など選手から大人たち、そして僕たちJICAの隊員も何か忘れていたものを思い出させてくれる、そんないい大会でした。

私のチームは準決勝でクイアバにまさかの逆点負け。選手たちは負けたことにショックでへこんでいましたが、「目の前に起きていることは何かのメッセージ、失敗は成功の為に存在するんだよ」と、この負けからどのように学ぶかが大切だと思うのでこれからも子供たちに寄り添って今後の練習に励みたいです。

コ―ペルコチアの皆さん優勝おめでとう!クイアバのみなさん準優勝おめでとう!そしてこの大会にかかわってくれた皆さま本当にありがとうございました。

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