JICA海外協力隊の世界日記

ランバレネ日記

エイズ啓発クラブ:学校回りを始めました

前回の投稿から時間が開いてしまいました。

相変わらずではありますが、エイズ啓発クラブのことについて書きます。
本活動、ちょっとずつ進んでいます。

2月に入ってから、やっと活動対象の中等学校への巡回を始めました。
折角なので、どのように進めているかを簡単に記したいと思います。

この活動を始める前に、活動に関心のある各校の校長先生や副校長に相当する方に挨拶に伺いました。
そして、エイズ啓発クラブを実施するにあたって、顧問の先生を置いてもらうことと、活動に参加希望の生徒を募り各校10名程度から成るクラブを形成しておいてもらうことを伝えました。

その上で、我々の方が学校に回る形としました。

そして、どのような形式で活動を進めているのかというと、現在のところは一緒に活動に参加してくれる配属先の同僚が各校のクラブメンバーたちに対して講義をする形式を取っています。
昨年、本活動が始まる前に同僚と私が一緒に作成した教科書(と言っても15ページほど)に沿って、講義を行っています。

私自身は何を?…正直申し上げると、付いていって活動の様子を見ているのが現状です。

自分が企画した立場ではありますが、当地の人が実際にどういう風に活動をするのかは見てみないとわからなかったため、最初から自分が何かをするのは控えました。
当地の人のやり方を見て、学んで、関わり方を模索している段階です。

これで良いのかな、と思うことはあります。
ただの付き添いですから、外部から見たら単なる子どものお使い程度にしか見られないかもしれません。
ただ、ボランティアがいなくなっても続けていく、ということを考えたら、今の状況は好ましい、とも考えます。

活動の主役はあくまで当地の人ですので、当地の人が主体的になって関わっている今の状況を大事にしつつ、自分もより効果的に関わりたいと思っています。

写真1:最初に行った学校。最初ということで、我々の方も少し緊張しましたが、やっと始まる、という嬉しさもありました。

写真2:2つ目の学校。市内で一番の生徒数を有す学校です。10人以上の生徒が来てくれました。生徒も真剣に聞いたり質問してくれましたが、顧問の先生(女性)が非常に熱心に色々聞いてくださったのが印象的です。

写真3:3つ目の学校。ここのクラブは副校長が自ら顧問を務めており、クラブへもしっかり力を入れるぞ、という意気が感じられました。質問のみならず生徒同士の議論も活発でした。

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