JICA海外協力隊の世界日記

Sensei Takatomo のブラジル日記

かけがえのない2年間

みなさんこんにちは。
2024年3月をもって任期終了となり、日本に帰国しました。
振り返ってみれば、2020年初めてブラジルに着き、3ヶ月ほどでパンデミックにより緊急帰国となり、2年の待機期間を経て、2022年3月にブラジルに再赴任することができました。
再赴任してからの2年間はあっという間に過ぎ、ブラジルで過ごした2年数ヶ月は、かけがえのないものであったのだと日本に着いてから日に日に感じています。

ブラジルを去る前に配属先の方々にお別れ会を開いてもらいました。任期が終了する3週間ほど前から体調を崩してしまいましたが、最後は元気にブラジルの皆さんにお別れを伝えることができました。

私が配属先に何を与えられたのか、何かを変えられることはできたのか、はっきりとは分かりませんが、私はこの配属先に来れて本当に良かったなと思います。
配属先の方からはいつも家族のように接してもらい、また帰ってきてねと言ってもらえたことはとても嬉しかったです。

私自身、ブラジルに来るまでブラジルについて何も知らなかったということをこの2年間でとても感じさせられました。特にブラジルには非常に大きな日系社会があり、日系文化が根強く残っています。時には日本より日本を大切にしていると感じることもあります。

配属先の人に言われた「私たち(日系人)のことをもっと日本の人たちに知ってもらいたい」という言葉を大切にして、今後はブラジルでの経験や日系文化を日本の皆さんに伝えたいです。

2年間、あっという間でしたが本当に色々な人に支えられながら過ごした2年間でした。

最後に、今まで私の世界日記をご覧頂いた皆様に感謝を申し上げます。本当に、ありがとうございました。

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