微笑みの国から

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西村 寛
(長野県)

ボランティア/職種
シニア海外ボランティア
行政サービス
派遣国
アジア
カンボジア プノンペン市
一言メッセージ
10年ぶりにカンボジアに戻って来ました。10年間の変遷を含め、若い国で、若い職員たちとの活動を通して、等身大のレポートを書き続けたいと思います。

 

最近のうれしい傾向

2016.08.09

活動 生活

昨年7月に赴任して以来、企業訪問を続けてきました。最近、日系企業の方が、NEAのジョブセンターを見学したいという要望が増えてきました。ジョブセンターで働くスタッフたちの仕事ぶりを直接目で見たいということでしょうか。人材確保に苦労されている企業の間で少しずつではありますが、NEAの名前が知られるようになり、公共サービスが実際どの程度であるのか、満足させてくれるレベルであるのか、知りたいということでしょうか。

先日、不動産ビジネスをカンボジアで展開している会社の方が2名、NEAを訪ねて来られました。

2018年にオープンするホテル従業員、トップマネージャーから清掃員まで、約150名程度のスタッフが必要であることを説明されました。人材確保を民間リクルート会社に頼むと、かなりの高額の費用がかかります。もし、NEAが人材を提供できるのであれば、お互いの利益に結びつくことで意見は一致しました。業務開始して6年目のNEAにとって、さまざまな職種のスタッフを探し、提供することができれば、人材確保のノウハウを蓄積できることになります。企業にとっては、人材確保に必要となる費用を節約できることになり、お互いの利益につながる関係を作ることができます。さらに、今週は、2社の日系企業の方々がNEAを訪問してくれます。自分たちの目でジョブセンター業務を見てもらい、人材確保のサービスが提供できる良い関係を築いていきたいものです。

朝の風景

毎朝、薄闇に包まれる頃、散歩に出かけます。1年も同じ道を通っていると、周囲の変化に気づくことがあります。半年前にオープンした中華料理屋が店を閉め、ガードマンが一人、眠そうな顔で店の前に座っています。カンボジアの若者に人気のコーヒー店は、開店時の自家用車とバイクが店の前に群がるように駐車している風景とは違い、朝のひんやりとした空気の中で、静かな佇まいの様子を見せています。何棟も建設中である高層サービスアパートを遠めに見ながら、公園へと歩きます。まだ、太陽も上がっていない時間でも、すでに多くのカンボジア人たちが時計とは反対周りで歩いています。私たちもその流れの中を歩いていると、人々のさまざまな動きが見えてきます。一人道路わきで、ストレッチをしている女性。道端に座り、前には体重計を置き、商売している男性。野菜を売っている女性たち。朝の朝食用であろう出来立ての揚げパンを自転車の荷台に載せ、売っている男性。毎朝、集団で太極拳をしているグループ。10年前には見なかったファッショナブルでカラフルなサイクリング車を乗り回すグループ。横一列になり、歩きながら男性版井戸端会議風にぺちゃくちゃと喋っているグループ。最近はまた、ヨガをしているグループを見かけるようになりました。日常の中に、人々がいろいろな動きをしているのを見ると、平和の大切さが伝わってきます。