JICA海外協力隊の世界日記

これがパラグ愛

幼児教育研修

¡Hola! ¿Qué tal?(こんにちは、みなさん調子はどうですか?)

さて、今回は協力隊員の事についてはじめに触れておきます。私たち協力隊員は、各国の様々な団体から、要請があり、それに応えるよう派遣されていきます。私であれば、「担任業務を行いながら、指導・研修を行う」といった感じです。そこで今回は、その要請内容の一つである、研修を行うため、1コマ講師を務めさせてもらいました。しかし、そこは日本語幼児教員研修という自分とは畑違いの場所、1週間ぐらいずっと緊張していました。

初日には、受講生としても参加させていただきました。「ダイナミックな絵を描く指導法」、「工作の授業について」など興味深い話が聞けたり、実際の授業を見学したり、日本へ研修にいった先生の報告を聞きました。写真は、先生たちが5分程度で描いた絵です。自分にとって知らないことがたくさん!目からウロコがポロポロと…。日本の幼稚園の話では、日本人の私が驚いてしまいました。

そして、私は「縄跳び運動」について話しました。縄跳びは、少しやっていて、三重跳び+αぐらいの技ならできます。配属先の日本語学校でも、音楽と合わせた演技を指導しました。今回は、「縄跳び運動の要素」、「活動例」、「幼児期の運動に関する研究から」といった内容で行いました。付け焼き刃のようなところもあり、不安はありましたが、受講者の方々の顔を見ていると、「そうなんだ」、「へぇー」といった表情だったので、徐々に自信が出てきたように思います。情けないですが、大人の前は、慣れていないもので…。話のあとは、実際に外で技を見せたり、みんなで遊んだりしました。1日の最後に、たくさんの理論的な話に加え、運動という重たい内容にもかかわらず、受講者の方々の真摯な態度によって、無事終えることができました。ありがとうございました。余談ですが、今回話した縄跳びについては、大学院中にお世話になった実習校から学んだこともふんだんに組み込まれています。改めて、勉強したことがどこで役に立つかわからないものだ、と感じるとともに、実習校の先生方、縄跳びクラブの子どもたちにも感謝の気持ちでいっぱいです。

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