JICA海外協力隊の世界日記

これがパラグ愛

パタゴニア!!

今回は、番外編ということで、パタゴニアについてお知らせしたいと思います!!

皆さんは「パタゴニア」と聞いて、何を思い浮かべますか?日本の友人に聞いたところ、

「知ってる!知ってる!あの、あったかい服のメーカーでしょ?」

ん?まあ、そう、間違いではない。しかし、違う。

今回は、アルゼンチンとチリにまたがる地域についてのレポートです。

パタゴニアは、大足のパタゴン族が住んでいる土地ということで、パタゴニアという名前がついたみたいですが、そんなに足の大きい人は見かけませんでした。残念。

地図でみたらわかりますが、本当に南極まですぐ近くの場所です。

(google map

https://www.google.com/maps/@-59.6301147,-74.3576477,3290733m/data=!3m1!1e3?hl=ja)

下の星の場所はウシュアイアという世界最南端の都市の一つ(いくつかの都市が名乗っているらしいです…笑)です。ここには、世界の果ての鉄道がありました。この鉄道は、流刑囚が切り開いた森林の材木を町に運ぶためのものだったそうです。今では囚人Tシャツや囚人帽子などのアイテムを買って、流刑囚気分を楽しむ観光列車になっています。

ウシュアイアの一番のメインは、ビーグル水道ツアーです。ここは、ペンギンの営巣地となっており、多くのペンギンが住んでいます。最初、海岸にいたペンギンを見て大興奮。「こんなに野生のペンギンを間近にみることができるなんて!!」

しかし、10分後には、「あ、またペンギンだ。」既に満腹です笑。ま、それは冗談としても、本当にたくさんのペンギンがいました。自然の中にいる姿をみることができたのはとても貴重でしたね。(もちろんほとんど動いていなのですが…笑)

これは、ペンギンと話をしている時の写真です。

もう一つのメインは、上の星の場所、カラファテという街から行く氷河ツアーです。

氷河。「名前や映像では見たことがあるが、一体どんなものなのだろう?」という期待に胸を膨らませて言ったわけですが、期待通り、いや、期待以上のものでした!!ただただその大きさと白さに圧倒されました。(近くで見ると、土が周りの山から飛んで来るそうで、黒い部分もたくさんです…)やっぱり、写真で見るのと実際に見るのでは全然違いますね。その周りの空気感も含めてのものだと感じました。言葉にするならば、「壮大」、「雄大」、「荘厳」と言った感じでしょうか?ムムム、これを伝える表現力がないことがもどかしい…。

今回のツアーは、ミニトレッキング(ちょっと氷河に登ります)と船で湖を廻るものでした。トレッキングでは、氷河の歴史や性質について説明してもらったり、綺麗なスポットを見て回ったりしました。最後には、氷河の氷を使って飲み物を飲みます。心なしか美味しく感じました。(硬い氷なので、溶けにくくいい氷なのだと思います)帰る間際には、崩落も見ることができ、大満足で帰路につきました。

改めて世界の広さを感じる良いきっかけとなりました。このようなことも含めて、子どもたちがワクワクする話を持って帰れたらなと思います。

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