モロッコより〜ミントティーとまったり日記〜

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松嶋 佑佳
(山口県)

ボランティア/職種
青年海外協力隊
障害児・者支援
派遣国
中東・欧州
モロッコ タンジェ県タンジェ市
一言メッセージ
日本では中学校の英語科教員として勤務。現職参加です。モロッコでは公立小学校の聴覚障害の子どもたちの学級で活動しています。

 

教育部会キャラバン1日目

2018.12.03

活動

モロッコのボランティアたちは、医療部会、日本語教育部会、教育部会の3つの組織を有志で作っています。

教育部会では11/26〜28日の3日間、モロッコ北部の2校3クラスで公開授業を行いました。 ボランティアの職種別参加者は、小学校教育3名、障害児・者支援1名、コンピュータ技術1名、PCインストラクター1名です。

目的としては、①現地の先生たちへの授業提案、②各ボランティアの授業の質の向上、③モロッコの通常学級および統合学級(特別支援学級)の教育に関する情報交換、があります。 1日目は、テトゥアンという町のボランティアが活動している小学校で、音楽を行いました。

この学校では、主要科目でカリキュラムがいっぱいらしく、児童の授業時間外に「課外活動」としてボランティアが音楽を教えています。

その日は6年生の日で、3人の男の子が参加しました。 「Frère Jacques」というフランス民謡を題材とし、輪唱の楽しさを教える授業。 この曲は、日本で「グーチョキパーでなにつくろう」として有名です。

青年海外協力隊員数人で事前に指導案検討会を行なって授業案をつくり、当日は経験豊富なシニア海外ボランティアがその授業案で授業を引っ張ってくださいました。 さすがは目からウロコのアドバイスが盛りだくさん! 振付をして体を動かすことで子どもたちも緊張がほぐれたり、子どもたちの様子を見て臨機応変に授業案を変更したり、的確なアドバイスをたくさんいただきました。

現地の先生方も私たちに興味をもってくださり、飛び入りでほかのクラスで「Frère Jacques」の斉唱をしたり、逆に授業の見学をさせていただいたりという場面もありました。

このテトゥアンという町はスペイン色が強く、言葉もアラビア語とスペイン語が使われている地域です(モロッコではアラビア語やベルベル語が公用語で、第二言語はフランス語)

この学校もスペインの植民地時代の建物だそうで、ステンドグラスやテアトル(演劇)用のステージや1954年製のピアノがあったりなど、他の地域の学校とは違う雰囲気でした。

古い学校ですが、ある卒業生からの贈り物だというプロジェクターが4台あり、PCルームや電子黒板も。 また、アラビア語の先生はICTを用いた授業をしていて驚かされました。 子どもたちも一生懸命に歌おうとしているし、古きと新しきが共存するこの町で、音楽という新しい教科が少しでも浸透すると良いなぁと思います。