わたる が かたる、東ティモール っぽい 話

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三浦 航
(青森県)

ボランティア/職種
青年海外協力隊
コミュニティ開発
派遣国
アジア
東ティモール ディリ県ディリ市
一言メッセージ
日本とは一味も二味も違う東ティモール生活。日々の活動から日常生活まで、ティモールっぽい話をみなさんにお伝えします。

 

東ティモールで柔道!

2017.04.24

活動

東ティモールでは、正式なボランティア以外にもいろいろやっています。

そのいろいろの1つが、柔道です!

東ティモールの柔道教室に通って、日々、汗を流しています。

とはいえ、柔道経験はほとんどありません。体育の授業でほんの少しやっただけです。

日々の運動不足の解消と、新しいことへのチャレンジということで始めました。

それに、やはり日本人として、日本発の武道である柔道の普及にひと肌脱がねばなるまい!という気持ちも少しあります。


柔道教室は週に2回。夜7時半から開始です。自宅から道場のあるホテル(そうホテルの一角に道場があります)まで自転車で約30分。結構距離があるんだな、これが。道場にいくまでで一苦労。かなり、いい運動になります。最近はこちらの気候に慣れてきたとはいえ、道場行くまでで軽く一汗かいてしまいます。

真昼間にそんなに激しく働いてるわけではないので、練習のたびにゼーゼーと息切れしてます。

さて、柔道教室がどんな感じなのか、以前まとめた文章があるので、それを張り付けておきます。

東ティモール柔道協会は、東ティモールでの柔道の普及と教育のために2016年に設立されたばかりの団体です。会長のジョゼさんは、首都ディリでホテルを営んでいます(そのため道場もホテル敷地内にあります)。
ジョゼさんは、東ティモール生まれのポルトガル人、ポルトガル系ティモール人です。高校を卒業後、ポルトガルへ留学し、そこで柔道と出会いました。しかし、留学中にインドネシアによるティモール占領があり、長い間、祖国に帰れない状態になってしまいました。海外で生きていくしかない状態が続きましたが、独立後にようやくティモールに戻ることができたそうです。長年ビジネスを営んできた資金でホテルを開業し、その傍ら大好きだった柔道を教えるための教室を開いたそうです。長年、警備会社を経営してきたためか、その柔道はものすごく実践的です。


もう1人の先生は、レオポルドさん。アフリカのアンゴラ生まれのポルトガル人です。彼はアンゴラで柔道に出会い、ポルトガルへ留学して日本人から柔道を学んだ方です。柔道を勉強するために、フランス語や英語の文献にも目を通して、勉強してきたそうです。嘉納治五郎の教えを我々に教えてくれます。柔術や合気道も黒帯で武道を追及している人です。礼儀を重んじ、たたずまいもサムライという感じです。


柔道教室は、子供の部と大人の部にわかれています。子供の部は毎週木曜日、夕方から1時間から1時間半の間、練習しています。子供の参加者は約15人、5歳から13歳まで幅広い年齢の子たちが参加しています。ティモールの人のほか、外国人の子弟も参加しています。とても熱心に練習をしており、昨年11月に、ティモールでは初めての認定試験を行い、多くの子どもたちが白帯から黄色帯へと昇級しました。


大人の部は火曜と木曜の週2回の練習です。ティモール人だけでなく、ノルウェー人、韓国人やニュージーランド人、そして日本人と、多国籍な人々が参加しています(ティモールは今なお国連などの組織が支援しているため、世界中から様々な人が集まっています)

という感じなのです。

その柔道教室に、JICAの「世界の笑顔」プロジェクトを通じて、柔道着を寄贈しました。

日本の有志の方々が寄付してくださった柔道着を計8着。ティモールではなかなか柔道着なんて手に入らないですから、非常に助かりました。

上の写真は柔道着引き渡しのセレモニーをしたときの写真です。現地の人に非常に喜ばれたので、うれしい限りです。実際に柔道着も使われはじめています。

昼間の活動とは別に、こうやって活動できるのも、海外でのボランティアの面白いところだと思います。

またブログで、柔道について時々書いていこうと思います。