JICA海外協力隊の世界日記

みんなあのねのセネガル便り

みんなあのね、「お母さんありがとう!」

子どもたちに問いかけながら、

自分自身に言い聞かせているような気分になることがある。

先日、セネガルにも母の日がやってきた。

日頃なかなか言えない感謝の気持ちを伝えようということで、

子どもたちとカード作りをした。

カード作りを始める前に、

「お母さんのすごいと思うところは?」

「お母さんの好きなところは?」

そんなことを子どもたちに尋ねてみた。

すると、

「お母さんのごはんがおいしい」

15人分の洗濯をしている」

などなど、家事に着目する子どもたちが多い。

そのような中で、年中クラスのウスマンくんは、

「お父さんよりも相撲の力士よりも強い!」と

とても誇らしげに答え、大人たちの笑いをとった。

ちなみに、セネガルにはセネガル相撲という競技があり、

日本の相撲とは少し異なるのだが、国民に大人気のスポーツで、

試合に勝てば大スターである。

さて、子どもたちと作るカードは、

折り紙で動物の顔を折り、犬や猫、ウシなどすきな動物に見立てたり、

フランス語で言葉を書いたり、

クレヨンや色鉛筆で色を塗ったり、

子どもたちはたくさんの愛情をこめて作った。

フランス語で、

「お母さん、いつもありがとう!」という言葉を練習したあとに、

カードは子どもたちの鞄の中へ。

家できちんと渡せたかな?

お迎えにお母さんが来てくれている子どもたちは、その場でお母さんへ。

日頃、活動へご協力いただいているお母さん方であるため、

私の感謝の気持ちも込めさせていただいた。

子どもたちも、お母さんたちも、先生方も笑顔に。

卒園まで、残り11日。

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