JICA海外協力隊の世界日記

ラオスで協力隊暮らし

ラオスで1番ロマンティックなお祭り

サバイディ(こんにちは)!

ラオス・ルアンパバーンの気候は、朝晩が涼しくなり、まるで日本の秋のようです。


先週はオークパンサー(出安吾)のお祭りがありました。

★安吾とは? 以下、Wikipediaの抜粋。

*安居(あんご)は、それまで個々に活動していた僧侶たちが、一定期間、1か所に集まって集団で修行すること。および、その期間のことを指す。

*安居とは、雨期を意味する梵語(サンスクリット)のvarsa (ヴァルシャ)、パーリ語での vassa (ヴァッサ)を漢語に訳したものである。

*タイ仏教では、パンサーと呼び、安居に入ることをカオパンサー(ワン・カオパンサー、入安居)といい、毎年旧暦8月の十六夜の日をその日に当て、また、安吾を終えることをオークパンサー(ワン・オークパンサー、出安居・明安居)として、旧暦11月の満月の日をこの日に当てている。

つまり、このお祭りでは僧侶たちの寺籠りの終わりを祝っているということ。ラオス人の同僚から説明は受けていたものの、調べてみてなるほど~となりました。

今回のオークパンサーは10月24日

街中の寺をランタンで飾り付け、灯篭をメコン川に流します。

ラオスの中でも、この祭りを盛大に祝うのがルアンパバーン。

25日には各地区・各団体によってつくられた灯篭舟50隻が集い、パレードも行われました。地元のラオス人、海外からの観光客で賑わっていました。

私の写真ではこのお祭りの美しさがなかなか伝わらないので、

ぜひルアンパバーン観光案内所公式Facebookをご覧ください!

ちなみに、私の配属先も灯篭舟をつくりパレードにエントリー!

エントリー№14!!

同僚の先生たちは、ラオスの正装でおめかし。

学生も踊り子役で100人近くが集まりました。

同じ職場配属の小学校教育隊員・北野有紀さんとともに、私もパレードに参加してきました。

パレードの最後には、灯篭舟をメコン川に流します。

本当は流れていく様子をしっかり見たかったのですが、誘導係の警察官に「はやく移動しろ!」と言われてしまい、見れず。

2時間近く歩いてきたのになあ...残念でした。

そのあと、自分の灯篭をメコン川に流すために別の場所へ移動。

メコン川の恵みに感謝し、祈りをささげてゆっくりと水に浮かべます。

ろうそくの灯りを揺らしながら流れていく様子はとても幻想的でした。

自分の灯篭を見送っていると、遠くにエントリー№14らしき灯篭舟が。笑


任期1年を切ると、いろいろな出来事が“最後”になります。

残りの任期も大切に過ごしていこうと心に決めたのでした。


こーぷちゃい(ありがとうございました)!

写真①:お寺の様子。幻想的です。

写真②:配属先の灯篭舟。校章を入れてしっかりアピール。

写真③:同僚の手作り灯篭。土台はバナナの木の幹、飾り付けはバナナの葉っぱとマリーゴールド。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ