JICA海外協力隊の世界日記

ラオスで協力隊暮らし

雨季のラオス

サバイディ(こんにちは)。

現在、ラオスは雨季真っ最中。朝夕は雨が降ることが多いです。

雨季は6月から10月頃まで。この時季、ラオスの自然はあざやかな緑になり、とても美しいです。

そんな雨季のラオス。

雨がたくさん降ることは当たり前で、毎年水害が頻繁に起こるようです。

けれど、今年は少し違いました。

ラオス全県で大雨が続き、川が氾濫する様子や土砂崩れの様子がSNSにたくさん載せられていました。

メコン川の水位ももちろん上昇し、たぷたぷの水量。

ラオ人たちも「今年は異常だ」と言っていました。

そして一番衝撃的だったのが、ラオス南部アタプー県のダム崩壊のニュース。

亡くなった方、行方不明の方もいらっしゃいます。

命は助かっても、家を失い、田畑を失い、家畜を失い…本当に大きな被害を受けています。

日本のニュースでも報道されたようですが、こういったかたちでラオスが取り上げられてしまったことが少し残念です。

今回のアタプー県の被害に対して、JICAとして、日本政府として、対応しています。

<Facebookの記事>

Arrival of Emergency relief goods from Japan 緊急援助物資の到着

https://www.facebook.com/1543550082576549/posts/2082639922000893/

アタプー県サナムサイ郡の被災状況を確認してきました / Visit Sanamxay, Attapue

https://www.facebook.com/jicalaos/posts/2098839357047616

→JICAラオス米山所長と大使館担当中島書記官も現地事情を確認するためアタプーに実際に行きました。

<JICA Website>

27th July: Emergency Assistance to Lao PDR in Response to the massive flood

https://www.jica.go.jp/english/news/field/2018/180727_01.html

7/26緊急援助プレスリリース

「ラオスにおける水害被害に対する国際緊急援助-物資供与-」

 https://www.jica.go.jp/information/jdrt/2018/20180726.html

今年は、日本も大きな水害に遭いました。

多くのラオ人が、「日本は大丈夫か?」「春花の故郷は、家族は、大丈夫か?」と心配してくれました。

私になにができるだろう。

大したことはできないけど、祈ることはできる。

アタプーのみなさん、ラオスで被害を受けたみなさんに思いを寄せて。

コープチャイ(ありがとうございました)。

写真①:田園風景。雨季の晴れ間はとても素敵です。

写真②:川が増水。本当は橋があるのですがもう見えない…

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