Dive into Jamaica

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高間 億人
(東京都)

ボランティア/職種
青年海外協力隊
水産開発
派遣国
中南米
ジャマイカ セントアン教区ディスカバリーベイ
一言メッセージ
ジャマイカの北部ディスカバリーベイにある海洋研究所で働いている2017年度3次隊の高間億人です。ジャマイカの海洋自然を紹介出来ればなと思っています。

 

ジャマイカの伝統的漁法

2018.09.01

文化 自然

こんにちは。日本は猛暑が続いたとニュースで見ましたが、ジャマイカも負けず劣らず暑い日が続いています。

水産開発という職種上、海洋生物に関する事が多く自分の業務に触れています。ジャマイカに赴任して一番多い仕事内容は「〇〇の補助をしてくれ」というアシスタント業務で、人手不足が、私の職場、ひいてはジャマイカで問題になっているという事が考えられます。専門知識や経験を持った人材はジャマイカに留まらず給料が良いアメリカなどの先進国に行ってしまいます。こういった人材流出は割と大きな問題だなぁと考える時があります。

補助の仕事をする時は「億人なら頼みやすいな」という信頼関係に基づいたものから、私から「面白そうだから混ぜてほしいな」といった事から始まります。今回は前者のパターンのお話です。大学の学生がパイロットリサーチとして罠漁をしてみたいといってきたのでそれに付き合うことから自分も一緒にやってみる事にしました。

という事で今回はジャマイカの伝統的漁法の一つ、フィッシュポットについて書こうと思います。

1枚目の写真がジャマイカの伝統的罠漁法でこちらでは「Fish pot」と呼びます。シンプルな見た目通り捕り方も至ってシンプルです。木枠に金網を張り付けてそこに輪状の穴を開けて入ってくる魚を待ちます。おびき寄せるおとりとしてビニール袋を用意してそのなかにそこら辺に生えているヤシの実や、スーパーで買ってきた魚の塩漬け、オイルサーディンなどを入れておきます。これを上の写真の様に船に乗せて沈めて後日それを回収するというのがジャマイカでの伝統的な漁法です。

今回の釣果はガザミ1匹と写真のハリセンボン(Balloonfish)1匹のみでした。どうやら仕掛けた場所は幼魚が多く生息しておりポットの網径より小さく出入り自由だったのが敗因の様です。(ちなみに捕まえた生き物は大きさを計測した後、リリースしました。)

前に水深20mで見かけたフィッシュポットには大きなイセエビが入っていたので仕掛け方が問題なのかなと思います。機会があればまた参加したいと思います。