Dive into Jamaica

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高間 億人
(東京都)

タイプ/職種
青年海外協力隊
水産開発
派遣国
中南米
ジャマイカ セントアン教区ディスカバリーベイ
一言メッセージ
ジャマイカの北部ディスカバリーベイにある海洋研究所で働いている2017年度3次隊の高間億人です。ジャマイカの海洋自然を紹介出来ればなと思っています。

 

気になったらとりあえず食べてみよう

2019.06.01

文化 生活

みなさんこんにちは、

つい先日、「現地の友人はできるか?」と言うのを後輩隊員(男性)から聞かれました。1年以上過ごして気づいたのですが、これは女性隊員と男性隊員で大きく別れるトピックだなぁと常々思います。個人的な見解として、女性隊員の方が友人を作るのに長けている気がします。また協力隊でジャマイカにきている女性は男性より社交的な方が多いかなというのもありますね。あとは、ジャマイカ人男性は女性によく話しかけたりするので、そういう意味でも女性の方が接点が多い気がします。大方の男性隊員の場合、そもそも仲良くなるきっかけが乏しい気がします。後輩隊員は勤めている場所もきっちりした役所なのでそういった意味ではプライベートを共有できる友人作りは難しいかもしれません。
私の場合は、休日はビーチをうろついたり、当てもなく丘を登っているので、知らない間に浮浪者のおじさんや酔っ払いのおじさんと仲良くなっています。「プライベートの時間を共に過ごす」「よく会う」の二点をクリアしているので、限りなく友人に近い他人ですね。彼らを友人といったら何か自分の中で価値観が大きく変わりそうな気がしますが…。

ということで、今回はジャマイカの海藻食についてです。基本的に海外では海藻を食用にするというのはあまり聞きません。アジア方面では多く聞きますが、ジャマイカでは海藻は気持ち悪い粘ついたものと言われ忌避されています。
しかし、その中で一つだけ例外がありました。その名もアイリッシュモス(Irish Moss)。和名はヤハズツノマタ(Chondrus crispus)という紅藻類に属する海藻なのですが、ワカメやコンブといったメジャーな海藻ではないので、みなさんは聞いたことがないかもしれません。上の写真のように褐色を呈した地味な海藻です。

仲のいいおじさんにジャマイカでの海藻の利用について聞いたところ、このアイリッシュモスが出てきました。
ジャマイカではエナジードリンクに入っていたり、日本でいうところの朝鮮人参やスッポンの生き血に近い感覚で飲まれているようです。特に中高年のおじ様から親しまれており、いわゆる赤まむしドリンクの扱いをされているみたいですね。アイリッシュモス自体は健康食などで一部有名のようですが、ジャマイカでは強壮剤としてカクテルに入れるのが一般的な利用法らしいです。それに加えてウミガメの卵やココナッツミルクなど色々入れるらしいです。
ということで、実際に作ってみました。
家に持ち帰ってまずは水洗いして、ついている他の海藻やヨコエビを捨てて、砂糖水でグツグツ煮ます。
上の写真のように色が褐色から緑色になったら水に晒し、そこからコーラと濃縮ライムジュース混ぜてミキサーで混ぜて完成です。
海藻の味がするぬるくて酸っぱいコーラができました。しかし、栄養価は高いので海藻サラダ感覚にして食べるのもいいかもしれません。海藻自体は前に沖縄でよく食べた紅藻類のクビレオゴノリに非常によく似ています。アイリッシュモスは本来ならば日光に晒して、乾燥させてから利用するものらしいので、利用法を間違えているかもしれません。あるいは、沖縄の伝統食「モーイ豆腐」がジャマイカで再現できるかもしれません。次があるかはわかりません。多分ないですね。