JICA海外協力隊の世界日記

作業療法士のペルー奮闘記

チョリーヨスってどんなところ?

今回はわたしの住んでいる町、ホームステイ先を紹介します。

わたしは、ペルーの首都、リマ市にある、チョリーヨス区という、海沿いのところに住んでいます。

リマ市の主要な区と比較すると、多少犯罪被害も多く、安全な地域とは言えませんが、海沿いにあること、またリマ市の端にある地域であることから、人通りは多く、主要なバスもたくさん通っています。メトロポリターノと言われる、高速バスのような路線もあり、主要都市まで交通の便も良好です。

わたしの町の素敵なところ(*^^)

◾️魚が美味しい!

チョリーヨスは海沿いにある町なので、ペルーの料理「セビッチェ」が低価格で食べられます。

◾️マリンスポーツが楽しめる!

夏場にはサーフィンや海水浴を楽しむ人で賑わいます。 また、年中、パラグライダーも楽しめます。

◾️交通の便がいい!笑

リマ市の端の地域であるため、人通りや交通が多く、主要なバスもたくさんあります。 さらに、メトロポリターノと言われる、高速バスのような路線もあり、主要地域まですぐに行けます。ただし、乗車時は息苦しさが伴います…。

一方、 地域の中でも貧富の差はあり、屋根や壁のない家に住んでいる人もいます。

ちょっと細い路地に入ったり、山を登ったりすると、玄関の鍵が南京錠だったり、坂道で裸足でサッカーする子供達に出会います。

リマ中心部と比較すると、路上にゴミが落ちているのも目立ちます。 路上に設置されたゴミ箱にもちゃんとゴミは入っていますが、子供から大人まで路上にぽい捨てする人ばかりなのも事実です。最近、スターバックスが新たにオープンしたのですが、お店の前にゴミが捨てられていた光景をみて、何ともいえない気持ちになりました。

また、この町には、わたしの職場「国立リハビリテーションセンター」があることから、車椅子や松葉杖を利用している人などが多くいます。 道は舗装されていなかったり、歩道がなかったり、坂道が多かったりして、彼らにとって決して住みやすい町とは言えませんが、自立して生活しています。

わたしは、恵まれた環境に住んでいます。

発展していく国・町を見ながら、小さな町で生じる貧富の差を直で感じられる。

わたしの第二の故郷となるであろうこの町に、出来ることはあるのでしょうか。

今は、有り難いことに通勤路に知り合いが増え、帰り道では、長い時は家に着くまで2時間かかるときもあります。

とにかくみんな会話好き。そして早口で息つく間も無く話し続ける。

一年経って、日本語を覚えてくれて「おはよう」「さようなら」は日常会話になりました。

この人達との関係も大切にしていきたいです。

そして、わたしのホームステイ先を簡単に紹介します。

わたしのホームステイ先は、職場から歩いて20分くらいのところにあります。

ミクロと言われる小さいバスに乗れば、50センティモス(15円くらい)、5分で着きます。本当に感謝。

わたしのペルーの家族は日系人で、 お父さん、お母さん、お姉さん、お姉さんのお子さん2人、わんちゃん、と生活しています。

今の家族と最初に出会ったおかげで、すぐにペルーに溶け込めたんだと思っています。

日本の文化を知っていて、わたしにペルーのあれこれを教えてくれる家族。

イベンドごとに仲間に入れてくれて、ペルーの家族愛の大きさを知りました。 大切なペルーの家族、地域の人たちと過ごせる残りの時間を大切にしていきたいと思います。

明日も前向きに進んで行けますように。

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