JICA海外協力隊の世界日記

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自閉症啓発イベント

4月2日から8日は国連が定めた世界自閉症啓発デーです。

私の任地スンガイプタニでもイベントが行われました。

昨年、施設で私がワークショップを開催した時にNGOの方が聞きに来てくれました。

その後、NGOの方から様々な協力依頼があり活動がない時に手伝いに行っていました。

今回のイベントにも声を掛けて下さり、イベントのブースをひとつ頂いてアクテビティーをすることになりました。

1人でブース運営は難しいので、職種が福祉系の隊員とJICAマレーシア事務所のローカルスタッフに手伝って頂き、運営をしました。

イベントのメインはチャリティーウォークです。

チャリティーウォークに参加する予定でしたが、ブースを運営することになり出発だけ見届けました。

チャリティーウォークのゴールが公園でイベント会場になっており、私たちのブースがあります。

今回、ブースでは2つのアクテビティーを用意しました。

1つが浴衣体験です。

普段は私たちがマレーシアの民族衣装を着ているので、マレーシアの方々に浴衣を着て頂くいい機会になりました。

とても大人気で絶えず順番待ちでした。

マレーシアの民族衣装は大きめサイズでゆったり着るので、浴衣の帯をきつく締めると驚いていました。

浴衣を着て様々なボーズで写真をたくさん撮って楽しんでいました。

しかしだんだん暑くなり、締めているのが苦しくなるのでそうなると脱ぎたいと撮影から帰ってきていました。

施設の職員もたくさん来てくれ、コミュニケーションをとりながら楽しくすごしました。

2つ目がスライム作りです。

自閉症啓発イベントということで、何か子ども達が楽しめるものを紹介したいと思いスライム作りをしました。

こちらも大人気で常に満席でした。

子どもだけでなく施設の職員や学校の先生など大人の方も興味を持ってブースに作りに来てくれました。

材料や作り方も掲示していたので、施設や支援学級で取り入れてもらえればいいと思いました。

イベントで使用する材料は、現地業務費制度というものがあり、現地での活動必要経費として補助して頂き材料を準備することができました。

空いているスペースで教材やTEACCHクラスの様子の写真を展示しました。

2つのアクテビティーの対応で忙しく、展示は置いたままでしたが、見てくれている方もいたのでよかったです。

今回のイベントでは他の任地から隊員が来てくれ、とてもこころ強く、お互いの知識も共有し合うことができました。

普段は一人で地道な活動ですが、こうして仲間と一緒に活動できていい刺激になりました。

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