JICA海外協力隊の世界日記

セルビア便り

Beograd道場創立記念大会の話

今回の世界日記では、私が巡回指導しているBeograd道場の創立記念行事についてお話ししていきたいと思います。

Beograd道場とは、首都ベオグラードで稽古をしている道場で、人数は少ないですが少数精鋭の道場です。今回の創立記念行事では、他の道場からも剣道家を招待し、試合を行いました。

予算の関係や、競技人口の関係から多くの試合を行うことが出来ないセルビアでは、選手にとっては貴重な行事になったのではないかと思います。

今回の試合では、キッズカテゴリーとその他でわけて行いました。ジュニアの選手たちは人数の関係上から個人戦の総当たりを行いました。まだまだコロナ後のルールを把握することが出来ない、打たれたくないから打っていかない等、課題が多いところがありますが、剣道を楽しんでいるなと感じる場面が多かったです。

日本と違い、剣道競技者の数が圧倒的に少ないセルビアでは、子供達の数がセルビア剣道界の未来になります。競技者の新規参入を手伝いつつ、今いる数をどれだけ辞めさせないかもとても大切になってきます。

剣道の文化性を失わずに、剣道をして楽しいと思ってもらえるような稽古内容、雰囲気作りをおこなっていきたいと思います。

ジュニアカテゴリー以上の部では、人数が多かったために3チームを作っての総当たり戦をおこないました。チーム作成の部分では、力を均等にするためにチーム代表者3名がジャンケンをして、1人ずつチームメンバーを選んでいくことにしました。

結果は、私のチームが全勝をすることが出来ました。自身も試合に出場し、2戦2勝ということで、指導者としての立場を守ることが出来ましたw

今後の活動でも、定期的に他道場も交えての練習試合を計画していこうと思います。自身の考えでは、新しい技術の習得に必要なことは、反復練習と本番での成功体験だと思っています。この二つを学ぶ・体験できるような環境を作っていけるように活動をしていきます。

稽古後は、もちろん飲み会でした。飲み会と聞くと遊んでいるだけと思われる方もいらっしゃると思いますが、私の中ではこれも一つの活動だと感じています。

剣道では、体育館を借りて稽古を行なっています。例えば、19:00〜20:00までの稽古があるとすると、19:59には体育館を出ないといけません。時間いっぱいを稽古に費やすため、稽古の振り返り、今後の計画、セルビア剣道家が求めている事などのコミュニケーションを取る時間が、稽古時間では作ることが出来ないです。

飲み会は、そんな時間を作るのうってつけです。もちろん単純に楽しんでもいますが、お酒が入れば入るほど心の内側を知れますし、熱い話ができます。

酔っ払っても剣道を熱く語る外国人を見ると、嬉しくなりますし、もっと活動を頑張ろうって気持ちになります。お互いの存在が本当にメリットになってますね。

今回の世界日記は以上になります。

今後もセルビアでの生活や剣道について発信していきますので、読んでいただけると嬉しいです。

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