JICA海外協力隊の世界日記

セルビア便り

【国際大会】Sakura Cupでの話!

今回の世界日記では、先日ハンガリーにておこなわれたSakura Cupについて書いていきたいと思います。

この大会はUnder 21という21歳以下の選手しか出場できず、カテゴリーも多く分けられている大会でした。ヨーロッパ剣道大会前ということもあり各国の若い代表メンバーが集まり、総勢200名を超える参加者と高い技術力で大会は大いに盛り上がりました。

私は、セルビアチームのコーチ兼審判として大会に参加し引率を行いました。セルビアチームは21歳以下の個人戦男子が準優勝、女子が準優勝ということで優勝する選手は出ませんでしたが、レベルの高い選手がいる中で上位入賞者が出たことは良かったです。

上部の写真は、男女で準優勝同士であったセルビア選手です。審判の関係上、あまり試合自体を見ることはできませんでしたが、拮抗している力の中でよく勝ち上がったなと感じます。

女子の試合は同コートで審判をしていたため見ることができました。優勝者はオーストリアにお住まいの、日本人の選手でした。他の選手と比べると圧倒的に力の差があるなと審判をしていて感じました。ちょっと剣道のレベルが違うって感じですw

男子は決勝戦だけ見ることができました。去年から比べるとほんとに良くなってきていると感じますが、まだまだ甘いなとも感じます。これで満足してもらっても困るので稽古の中で、しっかりボコボコにしていきたいと思います。

今回の大会では、カテゴリーの区分がしっかりされていたため、まだまだ初心者のセルビア選手たちも大勢連れていくことができました。剣道を稽古していて試合に出たい気持ちはあるものの、そもそも大会の機会がなかなかないという選手はたくさんいます。

今回参加したメンバーの多くはまだまだ初心者です。個人戦での予選リーグを上がれる子も少なかったです。しかし、大会に参加し他国の選手と剣を交えることで、新しい友人や目標ができてきます。

少しでもセルビア選手が剣道を楽しくおこなえるようにサポートしていきたいと思いました!

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