JICA海外協力隊の世界日記

セルビア便り

[イギリス出張]Summer Seminar in UKに出席!!

今回は8月初旬におこなわれたサマーセミナーについてお話しいたします。

日本の夏と比べるとだいぶ気温が落ち着いているイギリスに今回は出張ということで行かせていただきました。この研修で得たいと思っていたことは以下の3点でした。

海外剣道者に対しての稽古法(特に身長が2メートルを超える選手)、伝わりやすい英語の言いまわしの獲得、コネクション作りです。

なぜ私がイギリスのサマーセミナーに参加をしたかったのか?サマーセミナーで何を得たのか?を話していきたいと思います。

*駅からのロンドンの眺め
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*バスからのビッグ・ベン

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私が初めてイギリスに訪れたのは昨年度の年末・クリスマスシーズンのことでした。私の出身大学の先輩から、

”JICA海外協力隊に行くのであれば、予行練習でイギリスに行ってみたら?”

という提案からでした。

1人での海外旅行ということであり、内心は”言語の壁””文化の壁”に行こうか迷っていましたが、どっちにしろ次の春からは2年間ヨーロッパで生活するのだからと思い、行くことに決めました。

*昨年度末に訪れた椿道場

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*昨年度末に訪れたわかば道場

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行ってびっくりしたことは、当初自分が迷っていたことが現地では大した問題にはならないこと。自分がこれまでおこなってきた剣道が、海外でも真剣に取り組まれているということを現地に行って痛感したことです。自分の視野が如何に狭いのかを改めて感じました。

また、剣道を通して友人ができ”剣道をしていてよかったな”と感じることができました。

今回、イギリスを訪れたかった理由としては友人達に会いにいきたかった面も少なからずあります。もちろん主な理由は、日本から来られる3名の先生の指導を受け、セルビア剣道に還元していくことになりますが。

私をイギリスのセミナーに参加させてくれた、セルビア剣道連盟に深く感謝したいと思います。

セミナーでは、本当に有意義な時間を過ごすことができました。

基本から実践技の稽古、そして日本剣道形と4日間のセミナーを通して多くのことを学ぶことができました。特に印象に残っているのが日本から来られた西村英久先生との一本勝負です。

英久先生は、世界選手権での優勝経験や日本での個人優勝を何度も経験されている先生です。

得意技は小手なので、私が警戒しているやいなや、撃ち合いから小手に警戒したところを

すかさず出鼻面を打たれました。

この経験だけでもイギリスに来れてよかったと感じます。

こちらの先生は初めてイギリスを訪れた時から、お世話になっているフレイザー先生です。

今回の出張でも大変お世話になると同時に間近でセミナー運営の手段を拝見させていただきました。場所の確保、先生方への対応、そして参加者への指示など学ぶべき点が非常に多く、セルビアでセミナーを開催する際には参考にさせていただきたいと思います。

今回のセミナーでは、自身の競技力が向上するのはもちろん、指導力、語学力、組織運営の仕方と、本当に多くのことを学ぶことができました。

日本の先生方は、日本語で指導をし通訳の先生が英語で参加者に伝えるスタイルで行いました。私からすると一度に二度美味しいセミナーだなと感じました。

*セミナーでの稽古風景

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また一番嬉しかったことが、みなさんから”英語が伸びているね”って言ってもらえたことでした。今後も継続して勉強していこうと思いました。

以上で今回の日記は終わりになります。ご拝読いただきありがとうございました。

現在、セルビアでの活動や自身の生活をYouTubeに投稿しております。

JICA海外協力隊に興味のある方、東欧での生活が気になる方がいましたら、ぜひご視聴ください。

https://www.youtube.com/@TOOOSHIII

*PS:セミナー後に疲れ果てた自分と相棒

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