JICA海外協力隊の世界日記

ブータン便り

【JOCV発足60周年記念イベント】Trongsa Sound WorkshopⅠ

Kuzuzangpo la!ブータンで小学校教育隊員として活動中の鈴木です。

夏休みに地域の子どもたちを対象に実施した「Trongsa Sound Workshop」について、2つの記事に分けてお届けしたいと思います。

トンサ県に位置するロイヤル・ヘリテージ・ミュージアムのご協力のもと、1回90分のワークショップを3回に分けて実施し、約50名の子どもたちと一緒に活動を行いました。

ワークショップは主に図工パートと音楽パートに分かれており、今回は図工パートについてご紹介します。

子どもたちは、豆の入ったペットボトルを自由に装飾し、個性あふれるオリジナルマラカスを作りました。

ペットボトルが見えなくなるほどシールをたくさん貼って飾り付ける子もいれば、ペンでおしゃれな模様を描いて工夫する子もいて、それぞれが楽しみながら取り組む様子がとても印象的でした。マラカスという楽器に初めて触れる子どもも多く、新鮮で興味を引く活動となったように感じます。

再送.jpg私の任地であるトンサ県と、出身地である静岡県には、どちらもお茶が特産品であるという共通点があります。

このつながりから、今回のワークショップの休憩時間には、日本の緑茶をブータンの子どもたちに飲んでもらいました。日本の緑茶は子どもたちにとって少し苦味が強かったようですが、中には「おいしい」と言っておかわりをする子もいました。共通点をきっかけに、ささやかではありますが文化交流の機会となり、貴重な体験になったと感じています。

Picture5.jpgこのワークショップを通して、図工や音楽といったアートがもつ力、そして子どもたちの可能性を改めて実感することができました。私自身にとっても、心に残る大切な時間となりました!

音楽パートについては、一緒にワークショップを企画した音楽隊員が記事を書きます。

次回もお楽しみに!

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