JICA海外協力隊の世界日記

ブータン便り

Winter Camp Day 2

Kuzuzangpo la
ブータンで体育隊員として活動している似内千紘です!

今回はWinter Camp 2日目の様子をお届けしたいと思います。
(1日目の様子はこちら)

2日目から隊員による授業が本格的に始まり、1.2時間目は低学年と高学年に分かれ、ICTと科学の授業を行いました。
高学年のICTの授業ではコンピューターを使って自身のキャラクターを作成したり、防災とデザインをテーマにポスターやピクトグラムを作成しました。

ウインターキャンプ2似内.JPGウィンターキャンプ1似内.JPG

低学年の科学の授業では糸電話や凧を作成しました。
糸電話では通常のものに加えて、全員の声が聞こえる長い糸電話を作り、どこまで声が届くのか実験しました。
凧揚げでは、子どもたちが自分で作った凧を持って全力で走る姿がとても印象的でした。

ウインターキャンプ4似内.jpgウインターキャンプ3似内.jpg

3.4時間目は日本食作りと栄養指導を行いました。
メニューはカレーライス!みんな日本のカレーを食べるのは初めてのようでした。
辛口のカレールウを使ったのですが、日本のカレーはブータンの子どもたちにとっては甘かったみたいです。
普段とは異なる異文化の味を体験する貴重な機会となりました。

ウインターキャンプ5似内.JPG

栄養指導では身近にある食べ物がどのような役割を果たしているのか、赤・黄・緑のグループに分けて考えました。
子どもたちが普段の食事のバランスを意識するきっかけになっていたら嬉しいです。

ウインターキャンプ8似内.jpg

午後は美術の授業を行いました。
授業の始めに混色や水彩絵の具の使い方を説明し、グループごとに大きな花を描きました。
ストローを使ったデザイン技法も指導し、各グループがそれぞれ違った素敵な花を完成させました。

ウインターキャンプ10似内.jpg

s-DSC00589.jpg

この日はさまざまな授業を実施しましたが、どの授業も子どもたちが興味津々で熱心に取り組む姿が見られ、私たちもとても嬉しかったです。
毎日行っている振り返りの日記も、この日はたくさんの内容を書いてくれていました。

お互いの緊張も徐々にほぐれ、さらに距離が縮まった2日目でした。
私自身もこのウィンターキャンプを通して子どもたちから多くのことを学び、普段の学校生活では得られない大切な思い出を作ることができました。
このイベントをみんなで企画できたことを心から嬉しく思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

次回の記事もお楽しみに!

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