JICA海外協力隊の世界日記

ブータン便り

Winter Camp Day 4

Kuzuzangpo la
Winter Camp4日目は、ブータンで小学校教育隊員として活動中の髙橋香織が担当します。

4日目は授業がメインの一日でした。
音楽、日本文化、
ICT、サイエンスを担当する隊員が、それぞれ工夫を凝らした授業を行いました。

日を重ねるごとに緊張もほぐれ、リラックスしながら授業に参加する子どもたちの姿が見られました。
その楽しそうな様子に、私たちもとても嬉しくなりました。

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ウィンターキャンプ髙橋4.JPGウィンターキャンプ髙橋3.jpg

私は日本文化を担当し、まず日本やJICAについて簡単に紹介しました。
その後、開催日に最も近い日本の行事である節分を取り上げて授業を行いました。

ブータンでは、多くの人が仏教を信仰しており、日本と共通する文化もあります。
そこで、節分の習慣や意味について説明し、鬼のお面を作る活動を取り入れました。
実際に「鬼は外! 福は内!」と言いながら豆まきも体験しました。
突然現れた鬼に驚く子どもたちもいましたが、異文化に触れながら楽しく学んでくれている様子でした。

ウィンターキャンプ髙橋6.jpeg午前中の授業を通じて得た学びを、子どもたちが自分の村に帰ったときに家族や友だちに話したり、他の授業で活かしたりしてくれたら嬉しいです。

午後は、PBLProject Based Learning)の時間として、「自分の理想の村」について発表する準備を行いました。チームごとに、

 ・どんな環境があれば、みんなが幸せに暮らせるのか?
 ・自分たちにできることは何か?

といったテーマについて話し合いながら、協力して準備を進めていました。

ウィンターキャンプ髙橋7.jpeg

子どもたちとメンターの距離がぐっと縮まり、リラックスしながら活動に取り組む姿が印象的でした。

子どもたちが積極的に意見を交わしながら楽しんでいる様子を見ると、この経験が彼らの心に残り、何かのきっかけになってくれたら嬉しいなと感じました。
次の日でこのプログラムが終わってしまうことを思うと、少し寂しい気持ちになりました。

いよいよ最終日!

次はいよいよ最終日です!お楽しみに。

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