2025/02/03 Mon
ヒマラヤの彼方で...
ブータンに来て戸惑ったコミュニケーション


Kuzuzanpola! 隊員の岩井です。
今回はブータンに来て戸惑ったコミュニケーションを3つ紹介します。
その1: Yesなの?Noなの?
日本では何かに同意するときに首を縦に振って頷きますよね。ブータンでは縦には振らず、首を横に傾けます。
しかもそれまではテンション高く話していたのに首を横に傾ける時は若干テンションが下がります。全力で首を横に振ったら首を痛めるので仕方ないですが、そのテンションの降下にこちらとしては戸惑います。
その2: ...
ブータン人の10人に1人はテキストメッセージ末尾で句点(.)の代わりに”...”(ドット3つ)を多用します。
初めて見た時はすごく動揺しました。というのも私の理解では”...”はあまり良い意味ではないからです。
例えば「明日ハイキングに行こう」と誘ったとします。
ケース1:
A: Let’s go hiking tomorrow!
B: OK!
ケース2:
A: Let’s go hiking tomorrow!
B: OK...
ケース1は快諾しているように見えますが、ケース2はテンション低そうに私は見えてしまします。ただ、”...”を多用する方にとってはどちらも同じ意味のようです。ブータン人とのメールやテキストメッセージで”...”があったとしても特に気にせず”.”だと思うようにしましょう!
なお使用者に「なんでドット1つじゃなくて3つ使うの?」聞いたところ、「特に意味はない」とのことです。じゃあ1つでいいじゃん!!!笑
その3: Twelve hundred
“1,200”、英語で何と読みますか? “One thousand two hundred”ですよね。ただ一部のブータン人はこれを”Twelve hundred”と言います。商店やレストランで会計が1,200ニュルタムの時に「Twelve…」と言われた瞬間に私の脳内では『まさか12ニュルタムなわけないし、、、ということはTwelve thousandで12,000ニュルタム?!?!?!!?』と驚くのですが、実際には「Twelve…hundred」で1,200を表します。もちろん“One thousand two hundred”と言う方もいます。
以上です。コミュニケーションの違いも異文化理解をする際は面白い点なので、ぜひ海外旅行に行った際などに日本と比べてみてください!
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