JICA海外協力隊の世界日記

ブータン便り

「さよなら」を言える幸せ

Kuzuzanpola! 隊員の岩井です。

執筆日である1月20日は、任地パロで過ごす最後の日です。出国日は1月29日ですが、表敬訪問や帰国前オリエンテーション等の関係で21日から首都ティンプーに上がります。そのため今日は各所に挨拶回りに行ってきました。大家さんや近所の方々、レストラン、カフェ、土産屋、野菜市場、食料品店、雑貨屋、タクシードライバーなど、多くの方々に別れの挨拶を伝えることができました。
そこでふと、タイトルにもある「さよなら」を言える幸せを感じました。

実はブータン生活は私にとって二回目の海外生活です。一度目は学生の時にヴルカヌス・イン・ヨーロッパという留学プログラムを利用してスペインに住んでいました。2019年4月から2020年3月までの1年間スペインにいたのですが、終わりに差し掛かるにつれコロナが猛威を振るい始めました。その結果、当初の帰国予定日の一週間前にスペインにて非常事態宣言が発令され、その翌日に緊急帰国しました。同僚や友人に別れを言えず、泣きながら帰国したのを今でもはっきりと覚えています。

あの時の経験があったからこそ、対面で感謝や別れの言葉を直接言えることの幸せと奇跡を噛み締めています。海外に住んでいると、当たり前が当たり前ではないことをより実感します。

ブータンでの生活も残りわずかです。一日一日を大切にし、お世話になった方々に感謝の気持ちを持ちながら残りの日々を過ごそうと思います。
なおサムネの写真は119日のロサールという新年にて、大家さん宅で振舞われたご飯の様子です。2年間美味しい家庭料理を食べさせてもらいました。

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