JICA海外協力隊の世界日記

ブータン便り

体育隊員日記#3 〜活動先の学校について〜

こんにちは!今回の担当は、岩本です。

今回の世界日記では、活動先(学校)の様子について、さらに詳しく紹介していきたいと思います。

前回の記事でも紹介したように、現在、私はチュカ県チャプチャにあるミドルセカンダリースクールで体育隊員として活動をしています。

ブータンに赴任してから5ヶ月が経ち、任地での活動は3ヶ月目に入りました。

任地に着いてから1ヶ月半ほど学校が冬休み期間だった為、3月から始まった授業は、待ちに待った活動でした!!!

ちなみにブータンの学校の長期休暇は、このような感じになっています。

春休み:無し

夏休み:7月上旬(2週間)

冬休み:12月下旬から2月中旬まで(2ヶ月ほど)

今では毎日賑やかなドミトリーも、任地赴任後は冬休み期間だったため、とても静かでひとけがありませんでした。犬がひたすら家の前で吠えたり、ネズミの鳴き声、壁をかじる音が一晩中聞こえたりと、とても怖かったことを覚えています。(笑)

学校の先生たちも冬休み期間は、首都へ上がったり実家に帰省したりしている為、ほとんど人がいませんでした。

毎日近所の子供たちと山で遊び、そのまま子供たちのお家にお邪魔して夕飯を頂いていました。

こんな感じで、有り難く充実した冬休み過ごしていました!

学校が始まると、日本の学校生活では見られない様子に日々驚かされることばかりでした。

・毎日朝の会では必ずお祈りの時間(声が小さいとやり直しになる)

・授業とは別で朝5時からモーニングスタディー、夕方・夜にはイブニングスタディーナイトスタディーがある生徒たち

・職員会議は1時間に1回ティータイムがある

ブータンのガジャ(ティー)は美味しいので、会議中はいつも心のどこかでガジャが出てくることを期待しています。

毎日、驚きや発見が多くあり任国の文化や価値観を肌で感じています。

時に日本との違いを感じ、葛藤することもありますが、今後の活動でもこの問題はつきものだと思います。

任地で持続可能な支援を行うためには、まずは彼らの文化・価値観を知り理解することが大事です。

郷に入っては郷に従え

協力隊の方は多くの場面で耳にする言葉ではないでしょうか。

この言葉の通り、ブータンでの生活を大切に、そして現地の人たちとのコミュニケーションを絶えずとることを意識して活動に取り組んでいきたいです。

次回から、自分自身の活動について、書いていこうと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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