JICA海外協力隊の世界日記

ブータン便り

体育隊員日記#36 〜ブータンでラクロス!?〜

こんにちは!今回も岩本が担当させていただきます。

現在、私はブータンでの任期最後となる夏休みを過ごしています。

日本の夏休みに比べると、ブータンの夏休みは2週間と非常に短いです。

今回は任地を離れて首都で過ごしているのですが、任地では感じられない夏の暑さに驚いています。それでも高地のため、日本に比べると非常に涼しく快適です。

夏休み前には中間テストが行われ、多くの生徒が当日まで一生懸命頑張っていました。

私の任地にある学校の寮生(ボーダー)たちは、朝・夕方・夜の計3時間、授業外の学習時間が設けられています。

たまに様子を覗きに行くのですが、先生の目を盗んでおしゃべりをしたり外を眺めたりしている子がほとんどなのが現状です(笑)。そんな環境の中でも、流されずに机に向かって頑張っている生徒は本当にすごいなと感心させられます。

気になるテスト結果は夏休み明けに発表されるとのことです。

子供たちにとっては、どこか気が休まらない夏休みかもしれません。

それでは本題に入ります。

今回の夏休みは任地での活動がないため、期間中に行った「任地以外でのワークショップ」についてご紹介します。

突然ですが、みなさんは「ラクロス」という競技をご存知でしょうか?

ラクロスは「地上最速の格闘球技」とも呼ばれる、クロス(網のついたスティック)を使ったスポーツです。日本でもまだマイナースポーツの部類に入りますが、実は大学時代にラクロス部に所属していました。

今回ありがたいご縁があり、ブータンのペルキルスクールにてラクロスワークショップを実施させていただきました。

今回のワークショップは、体育の授業の一環として5日間にわたり開催しました。

対象はPP(幼稚園児)からクラス10(高校1年生相当)までと、非常に幅広い年齢層の子供たちです。普段関わる機会の少ない幼稚園生や小学生の指導にはとても手こずりましたが、なんとか無事に5日間を走りきることができました。

子供たちが、今まで触れたことのないラクロスという競技に目を輝かせ、自発的にボールを追いかける姿がとても印象的でした。いくつかの課題は残りましたが、まずは第一歩として「競技を知り、とにかく楽しむ」という目標が達成できていれば嬉しい限りです。

このワークショップをきっかけに、ありがたいことに「サマーキャンプ」開催のお話をいただきました。

しかし、有志での参加となる本企画の実行にあたっては、正直なところ不安の方が大きかったです。

いざ募集を始めたものの、他のサマーキャンプや大規模なスカウトプログラムと時期が重なってしまったこともあり、思うように参加者が集まらず、残念ながら今回のサマーキャンプ開催は叶いませんでした。

ラクロスのようなマイナーな競技をここで行う難しさも痛感しました。

総じて悔しい気持ちは大きいですが、すぐに気持ちを切り替えて次への準備を進めています。

帰国までの残り4ヶ月の間に、もう一度ブータンの子供たちにラクロスの魅力を伝えたいと考えています。

任国でラクロスを教える」という、どこか夢のようだった私の願い。

この実現には、本当に多くの人の支えがありました。

快く受け入れてくださったペルキルスクールの校長である片山さんをはじめ、大学時代からお世話になり、今回の企画計画をサポートしてくださったスポコン代表の石渡さん。そして当日、現場で大きなサポートをしてくれた現地スタッフのPemaさんや、JICAボランティアの隊員の皆さん。

皆さんには感謝の言葉しかありません。

今月からは、いよいよ任地での本格的な活動が再開します。

残り4ヶ月となった任期、うまくいかないことも含めて全力で楽しみながら頑張りたいと思います!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

次回の担当は古川です。どうぞお楽しみに!

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