JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#101 隊員OVに独占インタビュー【野球/竹林】〜前編〜

「隊員OVに独占インタビュー」

惜しくもOVインタビュー企画、ラストとなってしまいました。

最後のインタビュイーは竹林さんです!2022年度1次隊、野球・ソフトボール協会にて活動されました。

隊員活動の思い出や、協力隊参加後の進路選択など沢山語っていただきましたよ〜〜お見逃しなく!!

Q.1 協力隊参加後の現在は何をしていますか?

プロ野球のマーケティング会社にて主に海外領域の放映・配信権の担当として働いています。

業務の一環で中南米出身の選手と会話したり、海外の企業や団体と業務を進めるなど「野球を世界中の人に知ってもらい、好きになってくれること」が実現できるよう日本にいながら、世界を相手に日々業務をしています。

Q.2 ボリビアでの活動/生活の中で印象に残っていることは?

活動で印象に残っていることは野球・ソフトボールを生涯スポーツとして楽しんでいる人が多かったということです。

日本では甲子園やインターハイなど節目や区切りとなる大きな大会がありますが、ボリビアではそういった大会はありません。一見、難しい環境だと思われるかもしれませんし、実際そういった面はあると思います。

しかしながら節目や区切りがないからこそ、「引退」という概念があいまいで若い人から年齢を重ねた人まで一緒に競技を楽しんでいる点は生涯スポーツ点では見習う点が多く、印象に残っています。

生活の中で印象に残っていることは多くありました。外国に住む事が私にとって初めての経験だったので現地で見て、聞いて、感じること全てが新鮮で刺激的でした。

そんな中で一番感じたことは多くの人が自然体で生活していることです。日本にいるとき私はどこか周りからの見え方を気にしたり、関わる人に気を配りながら生活をしていました。これが日本人の奥ゆかしさや美徳となっている点という見方もある一方、ボリビアで触れる方たちは良い意味で「今日やりたいことをやって自然体で生きる」という芯の強さを節々が感じることがありました。

ボリビアの方は予定を緻密にたてて、計画通り物事を実行していくことが苦手ですが、その背景には「今日を、今をしっかり生きる」という芯があるのではないかと私は感じました。

次回の後編では、協力隊経験を経て変化したこと ・協力隊参加後の進路選択についてたっぷりお届けします。

どうぞお楽しみに☆彡

【インタビュイー・写真提供】

竹林 慎太朗(2022年度1次隊/野球/コチャバンバ県コチャバンバ市)

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