JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#118 ¡ボリビアでの2年間!【環境教育/中島】

こんにちは!
コチャバンバ県コチャバンバ市で環境教育隊員として活動している中島博です。
月日が経つのも早いものでボリビア生活も約2年が経ち、隊員生活も間もなく終了します。
ここで私はこの2年間を通じて学んだこと、ボリビアだからこそ成し得ることができる活動を記そうと思います。

・2年間を通じて学んだこと
私達協力隊員には得られるであろう「隊員経験を通して向上する資質・能力」が7つあります。
「社会人基礎力」「異文化理解・活用力」「現場力」「リスクマネジメント能力」「へこたれない力」「自己肯定感」「社会貢献意識」になります。
私は隊員生活を通じてこの7つの資質・能力でも特に「現場力」を培いたいと思っていました。
いざ生活してみると活動においても私生活においてもやはりこの「現場力」が予想通りものを言いました。
車のエンジンがかからない際の対処であったり、文房具や必要なものが無い時の代替手段であったりと大きなことから小さなことまで様々な経験をし、ボリビア人による対処も目の当たりにしてきました。
市役所内のプロジェクトにおいても予算が無いため協賛を探したり、必要物品を集めたりといった過程は必須の作業でした。
これらの0から1を生む思考を通じて私は「現場力」を培えたのではないかと思っています。

協力隊員には派遣前訓練時代に記入する「隊員経験を通して向上する資質・能力」セルフチェック表があります。
セルフチェック表には続きがありまして派遣後12か月、18か月、帰国前時の項目があります。
このセルフチェック表は非常に活動の的を得ており、派遣後も定期的にセルフチェックを行うことによってここはできているな、ここがまだ自分の弱い所だなといった派遣中の自分自身を見直すきっかけになると思います。

・ボリビアだからこそ成し得る活動
ボリビアは現在50名を超える隊員を擁するボランティア大国です。
コロナ禍以降消滅してしまった分科会も2024年に復活し、活発に活動が行われています。
中でも職種の垣根を超えた活動はとても良い相乗効果になっていると思います。
私の所属している環境・農業分科会も環境イベント内で保健・医療分科会員による手洗い講座を開催してもらうことができました。
また任地によっては隊員が近い距離で活動していたりと職種の垣根を超えた活動はしやすいかと思いますので引き続き続けていってもらえたらと思っています。

そして日系のコミュニティがあることも強みです。
私の配属先で主催した環境イベントではコチャバンバ市の日系協会や帰国研修員グループに手伝っていただきました。
先人の歩みに敬意を示しつつ、日本という一つのアイデンティティで繋がることが出来るのは日系移民の歴史があるボリビアならではなのかなと思います。

以上のボリビアだからこその強みを生かし、様々な可能性を模索して有意義な活動に繋げてもらいたいと思っています。

幅広い読者へというよりかは現役隊員向けの内容になってしまいました。
隊員生活や活動はワクワクするものであり楽しいものでありますが、かといって毎日がそうではなく時に苦しく山あり谷ありです。
ですが必ずこの経験があなたの血となり肉となります。
今後も予期せぬことが多々あるかと思いますが是非ともポジティブに捉えて活動していってもらいたいと思います。

私と一緒に活動してくれた隊員、私生活では旅行に行ったり、一緒に踊ったりと同じ時間を過ごしてくれた隊員の皆さん、また交流はあまりなかったものの、同じ時期にボリビアで過ごした隊員の皆さん、本当にありがとうございました。
では、また会う日まで。


文責 中島 博(2023年度3次隊/環境教育/コチャバンバ県コチャバンバ市)

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