JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#180【特別編②】あなたにとってJICA海外協力隊とは?【小学校教育/牧野】

Q.まずは自己紹介をお願いします。

こんにちは。チュキサカ県スクレ市の公立小学校で小学校教育隊員として活動している牧野花純です。日本で使われている教材・教具や指導法の紹介、先生達への研修会などを通して、算数の授業改善に取り組んでいます。

Q.あなたにとってJICA海外協力隊とは?

『日本を再発見する場所』

ボリビアに来る前は、「他の国のことを知りたい」「新しい文化や生活に触れてみたい」という気持ちが強くありました。でも実際に生活してみると、それ以上に日本のことを考えている自分に気づきます。

例えば、活動していて特によく感じるのが、算数の授業の進め方の違いです。こちらでは先生が考え方や計算の仕方を説明して、そのあと子ども達が練習問題に取り組みます。一方、日本ではまず「どうやるんだろう」と子ども達が試行錯誤する時間があって、最後に考え方を整理していきます。この違いを見つめ直してみると、「ああそうか、日本では間違いも学びの一部として子ども達の考えから授業が始まっていたんだな」と改めて気づきます。

こうした日々の小さな違いに出会うたびに、「あれ、日本ではどうだったかな」「どうしてこういう違いが生まれるんだろう」と立ち止まって考えることが増えました。日本にいたときは当たり前だと思っていたことも、ここでは新しい発見として見えてきます。

日本から遠く離れたボリビアにいるのに、前よりもずっと日本のことを近くに感じる毎日です。私にとってJICA海外協力隊は、世界を知りながら、日本のことをもう一度見つけ直せる場所だと感じています。

文責 牧野 花純(2025年度1次隊/小学校教育/チュキサカ県スクレ市)

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