JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#181【特別編③】あなたにとってJICA海外協力隊とは?【臨床検査技師/大田】

Q. まずは自己紹介をお願いします。

みなさん、こんにちは。ボリビアのサンタクルス、ラ・グアルディア市で臨床検査技師として活動している大田弘美です。活動内容は検査室の改善や廃棄物の適正管理です。まだ自分にできることを模索している段階ですが、日々ボリビアの検査について学んでいます。

Q.あなたにとってJICA海外協力隊とは?

『知』

なぜなら、私の活動は「知ること」の連続だからです。1年以上検査室で活動してきましたが、毎日のように新しい発見があります。日本の検査体制とは大きく異なり、刺激的な環境です。

日本では検査の多くが機械化されており、小規模な病院では外注が一般的だと思います。一方でボリビアでは、小さな検査室であっても、特殊検査を除き多くが用手法で行われています。

私は大学生のとき、授業の一環でベトナムの検査室を約10日間見学しました。その際、日本では当たり前だと思っていた病院の風景が全く異なることに驚きました。廊下にまで患者さんがあふれていたり、日本ではほとんど見られない寄生虫が一般的に存在していたりと、多くの衝撃を受けました。

少しでも役に立ちたいと思い協力隊に参加しましたが、1年以上経った今も「これができた」と胸を張って言えることは多くありません。むしろ、日々学び、知ることの連続です。また、日本とは環境や条件が大きく異なる中で、どのように改善していくかを考えることの難しさも感じています。

さらに、検査だけでなく、同僚や語学の先生からボリビアの文化についても多くのことを教えてもらいました。検査室やバス、街中で明るい音楽が流れているのは、私の好きなところです。

一方で、道にごみが多く落ちていることには課題を感じています。私はサンタクルス市からラ・グアルディア市へ通っていますが、バスの中からごみを捨てる光景を目にすることもあり、残念に思うことがあります。

残り約7カ月の任期の中で、さらに多くのことを知り、後悔のないように過ごしていきたいです。

文責 大田 弘美(2024年度2次隊/臨床検査技師/サンタクルス県ラ・グアルディア市)

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