2026/08/07 Fri
活動
#216【特別編㊳】あなたにとってJICA海外協力隊とは?【コミュニティ開発/持田】

Q.まずは自己紹介をお願いします。
みなさん、こんにちは。サンタクルス県のポロンゴ市役所で働いている持田公孝(もちだきみたか)です。都市計画課に所属し、サイクリングロードの整備や特産品を活用した地域振興に携わっています。
Q.あなたにとってJICA海外協力隊とは?
『挑戦と感謝の場』
私がJICA海外協力隊に応募した理由は、何かに本気で挑戦したいと思ったからです。
11年間会社勤めをしてきましたが、挑戦できる場がなかったわけではありません。今思えば、そのチャンスはいくらでもありましたが、自分の性格やプライドが邪魔をして、その機会を活かすことができませんでした。
周囲の期待を勝手に想像し、勝手に応えようとして、でも全く応えられずに落ち込む。そんな日々が続くうちに、いつしか「当たり障りなく生きる」ことを覚え、平日は淡々と与えられた仕事をこなし、休日は趣味に全振りして見せかけの「充実した人生」を維持する生活を送っていました。
そんな中で、ふと協力隊の募集を見た時、これなら人生の再スタートが切れるんじゃないかと直感しました。言葉や肩書が通じない異国の地だからこそ、これまでの経験がいい意味で無効化され、自分という人間の本質がゼロから試されるのではないかと。
着任して1か月が経ちましたが、その直感は正しかったと感じています。
ボリビアでは日常の些細な行動一つ一つがチャレンジです。うまくいかないことを挙げていったらきりがありません。でも同時に、どこかその状況を楽しんでいる自分がいます。失敗だらけだけど、少しずつ仲間や出来ることが増えていく。自分が主人公のゲームを現実でプレイしている感覚です。思えばこれまで、進学にしろ就職にしろ、どこか周囲に流されて進路を選んできました。そんな自分が、初めて主体的に選び取った環境だからこそ、困難も楽しめているのかもしれません。
同時に気づいたのは、この挑戦が多くの人に支えられていることです。協力隊への参加は自分一人だけで実現できたわけではありませんでした。温かく送り出してくれた前職の上司や同僚、これまでの不義理を水に流し赴任中の荷物を預かってくれた家族、2年間の不在を受け入れて応援してくれたパートナー。自分を信じ支えてくれる人がいたからこそ、思い切って挑戦することができました。
言語や文化の壁は依然大きく、何もできない自分に失望することもあります。そんな時も、サポートしてくれる人の存在を思い出し、本気で挑戦できる環境に感謝しながら、一日一日を前向きに過ごしていきたいと思います。
文責 持田 公孝(2025年度3次隊/コミュニティ開発/サンタクルス県ポロンゴ市)
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(ボリビア事務所より)
特別編として連載してきました「あなたにとってJICA海外協力隊とは?」は、お楽しみいただけましたでしょうか。
隊員それぞれの思いに触れた記事となりました。
今後は番外編を挟み、隊員リレー第3弾を開始します!お楽しみに!
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