JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#44 地球の反対側 ボリビアでの水泳指導【水泳/冨田】

¡Hola! はじめまして。バトンリレー第22弾

ボリビアの中央に位置するコチャバンバ県で水泳隊員として活動している冨田 望です。

水泳という職種はJICA海外協力隊の中では珍しい方だと思っています。2024-1次隊(駒ヶ根訓練所165人、二本松訓練所 162)及びボリビア隊員(20256月末現在 47)の中では一人しかいません。隊次によっては水泳の職種の人がいない時もあるそうです。

訓練所時代は少し寂しいような気もしていました。

しかし!ボリビアには、過去に水泳隊員として活躍した事がある先輩隊員達がボランティア終了後も縁あって、現在、ボリビアで生活していて、色々な水泳事情などを教えてもらえるありがたい環境にいます。

一人ではないと思えること、頼もしい先輩達がいることは本当にありがたい限りです。

皆さん、地球の反対側で行われている水泳を想像できますか?

ボリビアは内陸国で、海がありません。この国に来る前は、「えっ、水泳の需要あるのかな?」など色々な不安がありました。

実際に来てみて、スイミングスクールを前にすると日本とそんなに変わらない光景が広がっていて「おー、水泳って万国共通なんだな」と思った記憶があります。
赴任当初、スペイン語に不慣れな中指導していて、「私のスペイン語は合っているのだろうか」等ドキドキでしたが、理解してもらえることが多く、スペイン語よりも生徒と「水泳」という共通言語で話しているような気持ちになりました。
ここで感じたことは、言葉でなくてもたくさん伝わる事が多く、スポーツの可能性ってすごいんだなと思いました。

私の活動は主にバタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形の4種目を教えることです。
生徒には水泳に興味を持ってもらえるように色々なアプローチに挑戦しています。
コーチ達とは、お互いに自分にない物に興味を持って、この前やってた練習ってどうやるの?と聞いたりしながら知識の共有などをしています。

私は新規の案件で、コーチ達は日本のスイミングクラブの事を知らなかったので、先日プレゼンなどもやったりしました。

生徒達やコーチ達の可能性を広げ水泳を今よりも好きになってもらえるように残りの任期も邁進していきたいと思います。

最後に、これは赴任して、3週間くらいの時に私の誕生日があり、ボリビアのプールでお祝いしてもらいました。なんとも水泳隊員らしいお祝いのされ方で、歓迎されてるみたいでよかったと思った一枚です。笑

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文責 冨田 望(2024年度1次隊/水泳/コチャバンバ県コチャバンバ市)

➡➡ オキナワ移住地に住む同期隊員にバトンパス!!

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