JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#70 ボリビアの看護大学と日本の看護大学の違い2選!【助産師/吉田】

写真1-2.jpg

Hola!日本の反対側からこんにちは!バトンリレー第48弾

私は、チュキサカ県スクレ市(ボリビア多民族国の憲法上の首都)で助産師として活動しています。助産師として活動していると聞くと、病院や地域のクリニックなどで活動しているのかなと思い浮かべる方も多いと思います。

現在、スクレ市内にある大学の看護・助産学部で学生に妊娠・出産・産後に関する授業を実施したり、実習の補助等を行ったりしています。

今回は、活動先であるボリビアの看護大学について日本の看護大学と違うなと思ったことを2つ紹介していきたいと思います!

【授業が1コマ2時間!】

一番初めに、活動先で驚いたことは授業の1コマが2時間あることです。

日本の大学では、1コマ90分授業でした。

ボリビアの大学では、朝8時から授業が始まり、夕方6時に終わります。

1限目 8:001000

2限目 10:001200

昼休憩 12:001400

3限目 140016:00

4限目 16:001800

2時間も集中力が続くのか疑問でしたが、いざ授業に入ってみると2時間あっという間に過ぎてしまいます。

【実際に学生同士で採血などの医療行為を行います!】

1年生の授業に参加した際に、学生同士で採血や経管栄養のチューブ挿入(口から十分な栄養が摂れない場合に、鼻からチューブを挿入すること)などを実施していたことに驚きました。

実技演習の授業では、学生3040名に対して教員は1名です。教員以外にも、3年生の学生が一緒に演習の補助に入ることがあります。

日本では、模型に対して採血などの練習を行うことが多いので驚きました。

ちなみに、ボリビアでは採血に使う注射器や針などは、薬局で購入できます。

まだまだ驚いたことはありますが、書ききれないのでまたいつか書きたいなと思います。

ボリビアに着いた当初はすべてのことに異文化を感じることが多かったですが、今では多少のことでは驚かなくなってしまっていることも多いなと改めて感じました。残りの任期を楽しみながら日々を大切に過ごしていきたいと思います!

文責 吉田 もも(2024年度3次隊/助産師/チュキサカ県スクレ市)

➡➡ 次回は番組制作隊員の活動をお届け!

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ