JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#84 お世話になった先輩隊員へのインタビュー【前編】

¡Hola! みなさん、こんにちは。2024年度1次隊、水泳隊員の冨田 望です。

「現役隊員に独占ということで、

今日はもうすぐ帰国してしまう、同じコチャバンバ県でソフトボール隊員として活動している、2023年度4次隊の先輩隊員 田中麻美さんへのインタビュー実録をお送りします。

➡➡ 田中 麻美さん(2023年度4次隊/ソフトボール/コチャバンバ県コチャバンバ市)

コチャバンバ野球・ソフトボール連盟の配属で、普及と強化の2本柱で活動しています。

連盟直下のチーム(6歳~13歳までの子どもへの野球指導14歳以上の女子選手へのソフトボール指導)に加え、2カ所の地方巡回、学校訪問などを通して野球・ソフトボールの普及活動をするほか、女子ソフトボールボリビア代表選手(14歳~35)の育成も行っています。

Q1.今までの活動を振り返って思うことは何ですか?

現在、私が活動している配属先にJICA海外協力隊員が配属されるのは6人目(過去:野球4名、ソフトボール1名)です。過去の先輩隊員方が築いてきた活動や思考が今もなお引き継がれていることに感動し、その偉大さを実感します。活動の中で行き詰まることもありましたが、先輩隊員方の残した成果を感じるたびに、自分の帰国後の姿を想像して励まされました。

「今の結果だけに捉われずに、地道にやることが大切」

と振り返っていました。

Q2.ボリビアでの活動/生活の中で印象に残っていること

想像以上にボリビアの野球、ソフトボールは発展していたということです。

選手自らスポンサーを獲得して大会を運営することもありましたし、任期中に国際大会があり携わらせていただきました。ボリビアに来る前は普及メインで活動する気持ち120%でしたが、強化を目的として活動するケースもあり、私の経験をより活かすことができていると思います。

それから、お祝い事をみんなで盛大にすること。

大会で優勝した時はもちろん、初めて試合に出た選手を試合後にお祝いする風習があります。

それから、ボリビアの野球、ソフトボールは趣味の立ち位置なのでプライベートでも一緒に時間を過ごすことが多く、誕生日をチームの垣根を超えて盛大に祝う文化が印象的です。

ちなみに…初めて試合に出た選手のお祝いは「砂をかける」そうです。

➡➡ 後編につ・づ・く

文責 冨田 望(2024年度1次隊/水泳/コチャバンバ県コチャバンバ市)

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